恋は足手まとい 2006年6月24日より、シアターN渋谷にてロードショー story |
キャスト エマニュエル・ベアール シャルル・ベルリング ドミニク・ブラン ジャック・ボナフェ マチュー・ドゥミ ジュリー・ドパルデュー サラ・フォレスティエ スタニスラス・メラール トム・ノヴァンブル |
|||||||||||||
監督:ミシェル・ドヴィル 1931年フランス生まれ。60年に自分の製作会社 ELEFILMを設立。アンナ・カリーナ主演の室内劇『今夜でなければ駄目』を発表。以来、ニナ・コンパネーズの脚本協力も得て、エスプリの効いた現代劇を独特なタッチで撮り続けている。なかでも68年のカトリーヌ・ドヌーヴの出演した『めざめ』はルイ・デリュック賞を受賞し高く評価された。そして70年には『ポーラの涙』、71年にはバルドー復活映画 『気まぐれに愛して』、その後のフランソワーズ・ファビアンおよびモーリス・ロネ主演の『Raphael ou le debouche』はカンヌ映画祭に正式出品されると同時に、ニーナ・コンパネーズとの協力関係に終止符が打たれた。その後84年『ゲームの殺人』以降は現パートナーであるロザリンドとのコンビにより発表ごとに話題を集め、知的なエロティシズム性を表した『読書する女』(89)『真夜中の恋愛論』(91)の成功が続く。今作でもロザリンドとの抜群のコンビネーションで、本物のコメディーに立ち返りをしている。 |
||||||||||||||
原作:ジョルジュ・フェドー 1862年パリ生まれ。モリエールと並ぶフランス喜劇作家と称される。父エルネスト・フェドーは第二帝政期にかなり名前の売れた作家だった。フェドーが私生児であったことは明白で、彼の母は札付きの男たらしであり、フェドーの家族生活への幻想はかなり幼いうちから失われている。しかし幼き頃、劇場に連れて行かれ、芝居のとりこになったことを記憶している。また10歳の時には早くも不倫についての初めてのコメディーを執筆している。80年12月にフェドーは結婚し、その2ヶ月後には彼は『恋は足手まとい』 の執筆を始める。21歳の時、アテネ座において「恋とピアノ」でデビューを果たし、大きな評価を得る。また第四十七連隊入隊時代に最初の大作「婦人服お仕立て」を書き上げ、これも成功を収めている。その後も「旦那さまは狩りにお出かけ」「シャンピニョール」などの上演回数が千回を越える作品を次々生み出し、「間ぬけ役」「マクシムから来た女」など、舞台の人気は上昇していった。本作『恋は足手まとい』もその当時の94年に初演を迎えている。しかし成功と共に入って来たお金で株に手を出したフェドーは数百万の借金を背負い込む事に。ところがその金銭的苦労から次から次へと小説を書くことを余儀なくされ、その後「耳に蚤」「裸でぶらつかないで」などの数多くの傑作を生み出す事になる。恋愛生活も盛んだったが、最終的には梅毒の女性から病をうつされ、1921年亡くなった。 |
||||||||||||||
ひとこと ドタバタ感が楽しめるコメディ。19世紀末の雰囲気と美術、花柄をモチーフにしたファッションも今に通じるものがあり興味深い。当時の舞台版があればぜひ観てみたいと思わせるような、舞台を意識したつくりになっている。ほぼ同時期に公開されている「美しき運命の傷痕」のエマニュエル・ベアールと違う側面が観られる。(JS) |
スタッフ 監督:ミシェル・ドヴィル 脚本/製作:ロザリンド・ドヴィル 原作:ジョルジュ・フェドー 撮影:ピエール=ウィリアム・グレン カメラ:ロラン・デノー 美術:ティエリ・ルプルスト 編集:アンドレア・セドラコヴァ 衣装:マドリーヌ・フォンテーヌ |
|||||||||||||
オフィシャルサイト
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||