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ハンニバル・ライジング
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■キャスト ハンニバル・レクター/ギャスパー・ウリエル レディ・ムラサキ/コン・リー グルータス/リス・エヴァンズ コルナス/ケビン・マクキッド ポピール警視/ドミニク・ウェスト ドートリッヒ/リチャード・ブレイク ミルコ/スティーブン・ウォルターズ グレンツ/アイバン・マレビック 幼いハンニバル/アーロン・トーマス ミーシャ/ヘレナ・リア・タチョヴスカ |
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■プロダクション・ノートより プロデューサーのディノ&マーサは、『羊たちの沈黙』後のハンニバル・レクター作品をプロデュースしている。
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>>> シリーズ作品なので、年代を追ってみると、第1作の『羊たちの沈黙』は、 ハンニバル・レクターの43〜45歳、1981〜1983年。第2作の『ハンニバル』は、52〜53歳、 19901〜1991年。第3作の『レッド・ドラゴン』は、33〜42歳、1971〜1980年。 そして、第4作となる本作は1944〜195?年の設定になっています。 プロダクション・ノートにもあるように、『ハンニバル・ライジング』は、 ハンニバル・レクターの出生の秘密を知りたいという、ファンのシンプルな思いから実現したように思います。 作品を観て感じるのは、因果応報の原理をベースにしながらも、 狂気へと外れてしまう罪深さはどこから来るのだろうかということです。それは、彼自身が作り出したものではなく、 ある種の恐怖から、人間そのものが作り出したものなのかもしれません。 ラストの近くでレディ・ムラサキがその答えを語っているように思います。 (JS)
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(C) The Weinstein Company 原作:「ハンニバル・ライジング」新潮文庫刊 |
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「羊たちの沈黙」 トマス・ハリス 著、菊池 光 訳 新潮文庫 『羊たちの沈黙』(1991) 監督:ジョナサン・デミ 原作:トマス・ハリス 脚本:テッド・タリー 撮影監督:タク・フジモト 音楽:ハワード・ショア 出演:ジョディー・フォスター、 アンソニー・ホプキンス |
■ハンニバルシリーズ 『羊たちの沈黙』(1991) ウェスト・ヴァージニア州で、 "バッファロー・ビル"と名乗る人物による5件の連続殺人事件が発生していた。
被害者は女性で、いずれも大柄で小肥りという特徴を持ち、殺害直後に皮膚を剥がされていた。
捜査に行き詰まったFBI行動科学課は、自らの患者を含む9人の殺害を行い、
ボルティモア精神異常犯罪者収容所に拘束中の元精神科医ハンニバル・レクター博士の示唆を受けることにした。 |
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『ハンニバル』(2001) 監督:リドリー・スコット 原作:トマス・ハリス 脚本:デビット・マメット、 スティーブン・ザイリアン 撮影監督:ジョン・マシソン 音楽:ハンス・ジマー 出演:アンソニー・ホプキンス、 ジュリアン・ムーア |
『ハンニバル』(2001)
バッファロー・ビル事件から10年。かつてレクターの患者で、彼の仕業よって顔面を失った大富豪のメイスン・ヴァージャーは、
司法省を巧みに操り、クラリスをレクターの捜査に任命させる。 一方レクターは、ダンテ研究者のフェル博士という仮の姿を使い、フィレンツェに潜伏していた。
クラリスに「いまも羊たちの悲鳴が聞こえるか・・・?」 と記された一通の手紙を送る。クラリスは、手紙にしみこんだ香料を手がかりに、本格的に情報収集を開始した。 |
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『レッド・ドラゴン』(2002) 監督:ブレット・ラトナー 原作:トマス・ハリス 脚本:テッド・タリー 撮影監督:音楽: ダニー・エルフマン 出演:アンソニー・ホプキンス、 エドワート・ノートン、 レイフ・ファインズ |
『レッド・ドラゴン』(2002)
FBI捜査官ウィル・グレアムは担当する連続殺人について、
精神科医の立場から分析してもらうためハンニバル・レクター博士の自宅を訪問していた。
博士の書斎で、グレアムはこれまでに絞り込んでいた犯人像を見誤っていた事をレクターに伝えた瞬間、
直感的にその事件の真犯人がレクター自身であることに気づいたが、背後から刃物で襲われる。
重症を負いながらも、何とかレクター逮捕を成し遂げたグレアムは、
FBIを引退しフロリダで妻子とともに平穏な日々を送っていた。 |
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