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        ママの遺したラヴソング 
          A Love Song For Bobby Long
        4月7日(土)より、シネスイッチ銀座ほかにてロードショー 
           
         
          ■ストーリー 
           	フロリダ州パナマシティで、パーシーは学校へも行かず怠惰な生活を送っていた。長年会っていなかった母ロレーンの突然の訃報を受け
取った彼女は、生家のあるルイジアナ州ニューオーリンズへ向かう。しかし、そこで彼女を待っていたのは元大学文学部教授のボビー・
ロングと作家志望の青年ローソンだった。 
 二人は母の友人で、遺言では家は三人に遺されており、自分たちも住む権利があると主張する。知らない男たちと暮らすなんて冗談じゃ
ない、とパーシーはフロリダへ帰ろうとする。長距離バスの待合所で、形見であったカースン・マッカラーズの小説「心は孤独な狩人」
を読み始める。幼い頃から祖母に育てられたパーシーに母の記憶はほとんど無い。物語中のシンガーの孤独が、著名なシンガーだった母
と重なり、パーシーはむさぼるように読む。最後のページに、ボビー・ロングからの母ロレーンへの献辞句"どんな時も歌がある"が添えら
れていた。パーシーは、何も知らないまま亡くなった母を知りたいと、生家に留まる決意をする。こうして、嫌々ながらの奇妙な三人の
同居生活が始まった。 
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        ■キャスト 
		ボビー・ロング/ジョン・トラヴォルタ 
		バーシー・ウィル/スカーレット・ヨハンソン 
		ローソン・パインズ/ゲイブリエル・マック 
		ジョージアナ/デボラ・カーラ・アンガー 
		セシル/デイン・ローズ 
		 
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         パーシーとボビーは反りが合わず口論が絶えない。パーシーにはX線技師として働く、実現しそうも無い夢があった。ローソンは学校へ行
くことをすすめるが、ボビーは家からパーシーを追い出したくて仕方ない。 
 ある日、ロレーンの思い出を聞くボビーに、パーシーは打ち明ける。子供の頃の思い出を勝手に作り出した、と。母が化粧しながら鏡越
しに話しかけてくれたり、チーズのグリルサンドを作ってくれたり・・・、そして人気歌手だった彼女のライヴで隣に座った優しい紳士にカ
クテルをご馳走になったり、半ば夢のようなつくった思い出。「でも母は会いに来なかった。それで── "ごっこ"はやめたの」
パーシーの心の奥に孤独が潜んでいることに気づいたボビーは、彼女に対する考えを変えていく。ボビーは彼女が高校へ通うための金を
工面する。まだ教授だった頃の教育に入れ込んでいた当時の自分を思い出していた。「これも神のおぼしめしさ 神とママが君を遣わし
た」・・・。  
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          ■プロダクション・ノートより 
         『ママの遺したラヴソング』はシェイニー・ゲイベルが脚本を執筆し、監督した。撮影まで5年かかったが、信頼できる製作チームと最
高のキャスト、そしてニューオーリンズという舞台に恵まれた。最初に協力を申し出たのは、プロデューサーのポール・ミラーだった。
二人はゲイベルのエージェントを通じて知り合い、数年かけて、サンダンスの脚本家ワークショップ等に参加しながら脚本を完成させた
。 
 ミラーが語る。「脚本は非常に良く書けている。ほとんどの人が気づかない世界を表現しており、魔法に溢れている。これは文学と愛に
ついての物語だ。それは決して性的な愛ではなく、より深いレベルでの愛だ」
プロデューサーのデイヴィッド・ランカスターは製作に入る直前の段階でスタッフとなった。彼は、ゲイベルの書いた脚本を、以前に一
緒に働いた経験のある二人のピュリッツアー賞作家の作品と比較する。(「おやすみ、母さん」のマーシャ・ノーマンと「心で犯す罪」
のベス・ヘンリー) 
 ランカスターが説明する「僕は以前から才能ある女性作家に惹かれてきた。特に南部出身の作家に。シェイニーは南部出身ではないのだ
けれど、この作品は非常に南部的だ。特にキャラクターが素晴らしく、自然な会話を描くのが実に上手い。それがキャラクターのリアリ
ティを醸成している」 
             
            
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           ジョン・トラボルタ、スカーレット・ヨハンソン、ゲイブリエル・マック。アメリカ南部の街で、ちょっと停滞気味な人生をおくる3人がおりなす舞台劇のような作品。  ゆっくりと流れる時間の中で、劇中に語られる文学作品からの詩的な引用が、さらに現実を忘れてゆったりとした空気を感じさせてくれます。時間の止まったような街の風景は、まるで、スティーヴン・ショアの写真集のページをめくっているようです。癒しとか幸せとかいった気分がじんわりと伝わってきます。
			(JS)
             
           
        
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		■監督/脚本:シェイニー・ゲイベル  
		1969年ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。『ママの遺したラヴソング』がフィクションの初監督作品。 
		ロサンジェルス映画祭で第1プログラム監督として2年、IFP/ウェストでプロブラム監督として3年務め、ロサンジェルスの若い女性向けの映画講座を運営しながら初めてのショート・フィルムを撮った。 
		97年、ドキュメンタリー長編映画"Anthem"をクリスティン・ハーンと共同監督。 
        		
  
		
		■スタッフ 
		監督・脚本:シェイニー・ゲイベル 
		原作:ロナルド・イヴァレット・カップス 
		プロデューサー:ポール・ミラー 
		         デイヴィッド・ランカスター 
		         ボブ・ヤーリ 
		撮影監督:エリオット・デイヴィス 
		美術監督:シャロン・ロモフスキー 
		衣装デザイナー:ジル・オハンソン 
		オリジナル曲:ネイサン・ラーソン 
		アートディレクション:エイデル・プローチ 
	       
             
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       ■オフィシャルサイト 
          http://www.mamanolovesong.com 
        2005年第62回ゴールデン・グローブ賞 主演女優賞ノミネート 
        2004年第61回ヴェネチア国際映画祭 プレミア上映作品 
  
        2004年アメリカ/クロスロード・フィルムズ=ボブ・ヤーリ製作/カラー/120分/ヴィスタサイズ/ドルビーデジタル/ 
        日本語字幕:石田泰子 
        配給:アスミック・エース  
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