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幸せのちから
the PURSUIT of HAPPYNESS

1月27日よりスカラ座ほか全国東宝洋画系にてロードショー

■story
1981年、サンフランシスコ。クリス・ガードナーの1日は5歳の息子クリストファーを保育所へ送り届けることから始まる。チャイナタウンにある保育所は無愛想な中国人女性が経営している。息子を預けたあと、クリスは医療機器をセールスするためにとある病院に向かう。大もうけを見込んで個人で仕入れた骨密度測定器はめったに売れず、在庫はアパートを埋めていた。家賃の支払いも停滞するなか、工場勤めで家計を支えるのはパートナーのリンダ。だが、彼女の忍耐も限界にきていた。



 


■キャスト
クリス・ガードナー/ウィル・スミス
リンダ/タンディ・ニュートン
クリストファー/ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス
 



       


 

あるとき、クリスは、通りで赤のフェラーリから降りる男に声をかけた。「仕事は何を?どうすればそうなれるんだい?」男は株の仲買人だった。早速、証券会社の養成コースに願書を提出する。だが、面接日の前日、ペンキ塗りの途中に警察に連れられ、駐車違反の反則金の不払いで一晩拘置されてしまう。
朝になって釈放されたクリスは、前日の作業服のまま、面接会場に向かう。面接で服装のことを問われると、ユーモアにとんだ答えで切り抜ける。なんとかコースに入ることはできたが、研修中は半年間無給であることに気づく。そこから、クリス親子の過酷なホームレス生活がはじまる・・・。

 

 



■プロダクション・ノート
エグゼクティブ・プロデューサー、マーク・クレイマンがクリス・ガードナーの実話を映画化しようと思い立ったのは、2003年、ABCの報道番組「20/20」でガードナーの特集を観たのがきっかけだった。クレイマンは振り返る「特集ではクリスがいかにホームレス状態の真っ只中にあったかを取り上げていた。その中で、彼が息子と一緒に駅のトイレを再訪し、どんな風に洗面台で体を洗ったかを話す場面があった。うちにも当時1歳の息子がいたものだから、私も妻もあれには泣かされてしまった。私は、赤貧から金持ちへという話ではなく、心揺さぶる父と子の物語としてあれを見たんだ。・・・」

ガブリエレ・ムッチーノは製作のトッドに語った。「単にアメリカの話というだけではありませんよ。これは普遍的な物語です。ホームレスの人は世界中にいます。これは誰にでも起こりうる物語です。」
ガブリエレは、この映画が世界中の人々の胸に届く可能性があると見抜いていた。挫折から立ち直り、がむしゃらに働けば、最後にはその苦労と忍耐が報われるという考え方―これはアメリカ人だけでなく、誰にでもあてはまるわけだからね。
彼は根本的な次元で本作に魅力を感じていた。
さらに、「私が引かれたのは、主人公の生きようとする絶望的なまでの試みと、彼にとって何より大切なのがわが子を守ることだったという点だ。クリスは想像を絶する体験に耐え、その上、どん底にあっても息子の人生に悪い影響が及ぶことがないよう気を配る。・・・」

ガブリエレ・ムッチーノは製作のトッドに語った。「単にアメリカの話というだけではありませんよ。これは普遍的な物語です。ホームレスの人は世界中にいます。これは誰にでも起こりうる物語です。」
ガブリエレは、この映画が世界中の人々の胸に届く可能性があると見抜いていた。挫折から立ち直り、がむしゃらに働けば、最後にはその苦労と忍耐が報われるという考え方―これはアメリカ人だけでなく、誰にでもあてはまるわけだからね。
さらに、「私が引かれたのは、主人公の生きようとする絶望的なまでの試みと、彼にとって何より大切なのがわが子を守ることだったという点だ。クリスは想像を絶する体験に耐え、その上、どん底にあっても息子の人生に悪い影響が及ぶことがないよう気を配る。これはまさしく家族の旅路―不幸にも現実に起きた、絶望的な人生の航海だが、そこにまつわる多くの普遍的な価値観ゆえに英雄物語になっているんだ」

(プレス資料より)

     

       


 

 
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クリス・ガードナーが中国人街にウィル・スミスを連れて行ったときに、「怖くないか」と聞いたという。スミスは「怖くない、僕は皆に愛されているから・・・」と答えたらしい。
ガードナーは、スミスが演技を演じるのではなく感じてほしかったようだ。痛さとか辛さというものは基本的には演じられるものでなないのだと思う。そのことをガードナーはわかっていたのではないか。
アメリカン・ドリームという側面ではなく、普遍的ななにかを観れたらよいのではと思う。(JS)











■スタッフ
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:スティーブン・コンラッド
製作:トッド・ブラック、ジェイソン・ブルーメンタル、スティーブ・ティッシュ、ジェイムズ・ラシター
製作総指揮:マーク・クレイマン、ルイス・デスポジート、デイヴィッド・アルバー、テディ・ズィー
撮影監督:フェドン・パパマイケル、ASC
プロダクション・デザイナー:J・マイケル・リヴァ
編集:ヒューズ・ウィンボーン
衣装デザイン:シャレン・デイヴィス
音楽:アンドレア・グエッラ

 


           


■オフィシャルサイト
http://www.sonypictures.jp

2006年/アメリカ映画/1時間57分
原題:the PURSUIT of HAPPYNESS
配給:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント