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ミリキタニの猫
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■登場人物 ジミー・ツトム・ミリキタニ ジャニス・ミリキタニ ロジャー・シモムラ |
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■プロダクション・ノートより 1941年、日本の真珠湾攻撃により、アメリカの日系人は強制収容所に入れられた。
アメリカ政府が収容者たちに実施した忠誠テストで、「敵性」と見なされた人々はツールレークに隔離収容された。何千もの人々が、抵抗として米国市民権を放棄した。 コリンズ弁護士の尽力で1947年の8月までに人々は解放されたが、市民権の回復にはさらに10年もかかった。ジミーは活動を再開しようと、1950年代の初めにニューヨークに流れ着く。料理人としての訓練を受け、ロングアイランドのレストランで働いているときにジャクソン・ポロックとであった。
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>>> 第二次世界大戦中、米国籍がありながら、日系人強制収容所に収容されたために、抵抗の証として市民権を自ら捨てたミリキタニ。彼の80年間の人生は重い。 そして、ホームレスの老人を自宅に招きいれる監督のリンダ・ハッテンドーフには感服します。 それにしても、50年近く前の社会保証データがきちんと整備されていて、ネットで確認できるシステムはすごい。年金問題でゆれている国には遠い話のようです。 この作品を観たあと、思わず絵を描きたくなってしまいました。そんなパワーをミリキタニは与えてくれます。 (JS)
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製作:マサ・ヨシカワ |
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2006年東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門最高賞受賞 |
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