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ONCE ダブリンの街角で
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■キャスト リチャード |
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翌日、男は街で花を売り歩く彼女を見つけ声をかけるが、彼女の態度はそっけない。昨日、彼女に短絡的な誘いの言葉をかけたからだ った。彼は必死に謝り、自分の曲が入ったCDとプレイヤーを渡す。強引に彼女を家まで送ると、意外にも家へあがらないかと彼女に 誘われる。だが、家に入ると母親と幼い娘を紹介され、シビアな移民の生活を目の当たりにする。彼は、食事の後で自分の曲に詞をつ けてみないかと提案する。彼女はその夜、働くばかりの生活を忘れ、心に抱えていた想いを詞にこめる・・・
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「ストリートミュージシャンの物語を考え出したのは、登場人物たちをミュージカルの世界においておきたかったから。彼らにとって
歌うことは自然なことだから。そして最終的にはストリートミュージシャンと移民のピアニストというアイデアを思いついた」と監督
は語る。 |
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>>> アイルランドの経済活況のなか、それをあてにした大量の移民たちが押し寄せました。 この作品は、それまでヨーロッパの最貧国であったこの国のアイリッシュたちが裕福になり、 移民や若者たちは疎外感を感じているというアイルランドの今日的なテーマを捉えています。 主人公役のグレンの人生は、このストーリーと重なるところもあり、 また、マルケタの書いた詞は、彼女の心情そのもので、リアルに伝わってきます。 アイルランドの音楽的なすばらしさと彼らの音楽のよさが魅力的な作品です。 (JS)
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1970年アイルランド、ダブリン生まれ。アイリッシュ・ロックグループ「ザ・フレイムス」の創立メンバー。ダブリンのストリートミ ュージシャンになるために13歳で学校をやめ、徐々にアイルランドの音楽シーンで注目を浴び、ミュージシャンとしての地位を確立。 90年に「ザ・フレイムス」を結成、欧米を中心に活動している。初期メンバーには本作の監督ジョン・カーニーもベースギターとして 参加していた。6枚目のアルバム「THE Cost」を2006年にリリースし、大きな反響を呼んだ。 2006年4月にチェコのシンガーソングライター、マルケタ・イルグロヴァと共作し、ソロアルバム「The Swell Season」をリリース。 ■MARKETA IRGLOVA
マルケタ・イルグロヴァ |
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