NYLON100℃ 29th SESSION

「ナイス・エイジ」

2006年12月9日（土）-12月24日（日）
世田谷パブリックシアター　
※東京公演のみ

■作・演出： ケラリーノ・サンドロヴィッチ


■キャスト
峯村リエ
大倉孝二

みのすけ
松永玲子
長田奈麻
新谷真弓

安澤千草
廣川三憲
藤田秀世
喜安浩平
大山鎬則
吉増裕士
杉山薫
植木夏十
皆戸麻衣
柚木幹斗

佐藤誓
志賀廣太郎（青年団）
原金太郎
坂田聡
池谷のぶえ
加藤啓（拙者ムニエル）

立石凉子（演劇集団 円）

■料金
前売り：S席6,200円、A席4,200円（全席指定）
当日：S席6,700円、/A席4,700円（全席指定）

ストーリー

昔は裕福だったが今は没落している廻一家がある日、ボロアパートに引っ越してくる。その日は長女・想子が日航機事故で亡くなった命日。墓参りだけはしようと、アル中の母親・澄江は家族を促すが、ぐうたらな父親・時雄も、長男・時次も次女・春江も無反応。そんな絵に描いたような崩壊家族を、なぜか大家夫婦は怪談話で追い出そうとしている。なぜなら、その家のお風呂は湯加減で行き先が決まるタイムマシン。大家夫妻は、違法な時間旅行を取り締まるタイムパトローラーだったのだ。そんな中、まず時雄が失踪する。タイムスリップした先で出合ったのは17歳の自分。当時おぼっちゃまだった時雄は、芸人の神田に夢中で金銭的な援助をしていた。廻家の没落はそこに原因があったのだ。やがて、廻家の人々が様々な時代へ飛んで行き…。

■
2000年9月に下北沢・本多劇場にて初演。本作にて東京都千年文化芸術祭優秀作品賞を受賞。 2000年以降の作品を再演するのは今作が初めての試み。
1945年、1964年、1985年、2000年、そして未来を駆け巡りながら、20世紀を総括するタイムスリップ・コメディー。

(プレスリリースより)