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Q:イギリスに行く前と後で変化はありましたか? 劇的に変わりました。ものを見る視点が。向こうに行って、50人の前でプレゼすると、モチーフにしても、線一本にしても自分が日本人であることを確認します。一 度出ると比較できるし、今までの一人称の見方ではなく、いろいろな視点で見られるような気がします。そういうものがロンドンに共存している気がするんです。 ものの考え方が変わるし、外国に行くことで日本がどんな国なのかを再発見しました。日本に帰って山手線に乗るとヒーターが入っているけど、ロンドンの地下鉄 にはヒーターが入っていない。生きることに慣れてしまっていたところに、そういうちょっとした違いがモチーフになったりするのだと思います。(談) |
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Daily Drawing 『日々行われるドローイングは自身の生活の中で目にしたものや、その記憶を糸口に、衝撃的に色や 線となって紙面に現れることが多い。また、自分自身の引いた線や色、それに共なう現象にインスピレ ーションを受け、それらを抽象化/誇張化するプロセスの中で、視覚的なものが生まれます。それは描 写ではなく、自身の感情や目に見えない何かを、身体の動きを通して、描き落としている作業ではない だろうか。』※ |
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Art Magazine; LE GUN #2-「パリ」 『在籍していたコミュニケーションアート&デザイン学科の学生によって年に1〜2号、発行されるアートマガジン「LE GUN」は、毎号のテーマに対して、物語性を含むイラストレーションやドローイングを掲載し、駆け出し作家の作品発表の場としています。主にロンドンのアートギャラリーの書店に販売しています。この号のテーマ「パリ」では、実際に訪問し、後に残った記憶の断片をいくつか組み合わせ、私的パリの風景/人を描いています。』※ |
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OBERON BOOKS ILLSTRATION AWARDS 2005 |
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※ :展覧会のパネルより転載 | |||||||