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DesignTide
2006年11月1日―5日
11月1日から5日まで、原宿から青山界隈で『DesignTide in Tokyo 2006』が開催された。デザインタイドは、人とデザインを結びつけることでデザインの新し
い潮流を東京でつくり出そうというイベント。このメイン会場から5つのユニットによる出展作品を紹介します。 |
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Stuart Haygarth
スチュワート・ヘイガース
TIDE CHANDELIER
ここにあるものはすべて海岸に押し寄せた落し物。さまざまな色と形のプラスチックが光に透かされ、それと言われなければわからないほど美しい球体とし
て構成されている。地球環境を考えさせられるだけでなく、一つ一つのものに閉じ込められた物語を思い浮かべそう。
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Max Lamb
マックス・ラム
背景には、黒いいすの製作過程の映像が映されている。発泡をガンガン削っていくようすを見ていると、出来上がったいすの見方も変わってくるようだ。砂の鋳型で作ったスツールは、海で作った砂の城が発想のもとになっている。
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On Wall
Tomoko Azumi/ Rie Isono/ Norico Katayama
/ Hiroe Tanitaオン・ウォール
安積朋子/磯野梨影/片山典子/谷田宏江(MAXRAY)
一見、グラフィカルな壁面。「壁に取り付けられたカタチには何かが掛けられるし、照明にもなります。」と言って壁を登り始めた磯野さん。なによりも、よじ登
ることができる壁面なのである。耐久性、質感など素材から研究したとのこと。グラフィックの美しさだけでなく、壁の新しい機能を提案しています。
Rie Isono : pear-ds.com
Norico Katayama : moviti.com
安積朋子 TOMOKO AZUMI :
www.tnadesignstudio.co.uk
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MIDORI ARAKI@MAXRAY
アラキミドリ@MAXRAY
「夢想」や「心象」を照明器具のデザインに取り入れている。照明が点灯するとなにかの影が現れ、見覚えのある幻影が見えるように仕掛けられていることに気づく。空間全体が一つの装置として機能している。
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Dutch School-designers from Eindhoven
オランダ、アイントホーフェンデザインアカデミー出身の5組のデザイナーによる作品群。
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Kiki van Eijk
キキ・ヴァン・アイク
バラをモチーフとしたレースのデザインパターンをヒントに、そのイメージを拡大してカーペットにとりいれたもの。どこか記憶の片隅にあるイメージに目を引かれる。意外性と懐かしさが共存するような作品。この不思議なバランスが、眠っている記憶を呼び起こすようにも感じる。
www.kikiworld.nl
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スタジオ・フレデリック・ロイエ
サウンドイコライザーの波形からインスピレーションを得た『STORYLINES』という本棚。リズム性のあるレイアウトと造形は、音そのものがモチーフになっていることからも納得。もうひとつは照明器具。こちらも自然界のリズムを感じるようなデザイン。
www.roije.com
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WAT design
ワット・デザイン
マーティン・バプティストとヤン・ハーブラクンの2人よるユニット。『Zeroo:00』という、文字盤と乾電池だけののシンプルな時計。電池交換もカバーをあける必要が無いくらいシンプル。
www.watdesign.nl |
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Jos Kranen
ヨス・クラネン
壁に施されたデザインはLEDを使用した『Flexlight』という照明器具。家電製品につきもののコードをデザイン化した作品である。ジャマものにされていたコードもデザイン処理されると表舞台に登場できるわけだ。
www.joskranen.nl |
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Joost van Bleiswijk
ヨースト・ヴァン・ブライスワイク
ボルトや接着剤を使わずに合板を組み上げたサイドボード。ポストモダンの家具を思いださせるようなフォルムと、木とラインの美しさが印象的。
www.projectjoost.com |
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