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大竹伸朗 全景 1955-2006


2006年10月14日(土)-12月24日(日)
東京都現代美術館

大竹伸朗氏がこれまで生み出してきた作品群を、かつてない規模で展開するはじめての大回顧展。
「自分の外側であれ内側であれ、『既にそこにあるもの』との共同作業に僕は興奮するし、その単純な事実を僕は信じている」 と語る大竹氏。2万点に及ぶ未発表作品がアトリエに眠っているという、その作品の全貌はなぞに包まれています。
本展では、少年期から新作を含む現在までの作品2000点あまりを展示。東京都現代美術館の企画展示室全フロアを使用する個展としては、 日本の現存作家でははじめての大規模なものとなります。
捨てられた印刷物などのコラージュによる作品の原点は、 20代はじめにロンドンの蚤の市で買い込んだマッチのラベルを延々とノートに貼りこんだ作品から始まっています。 この「スクラップ・ブック」と呼ばれる作品は64冊に達し、一挙に紹介されます。 巨大な吹き抜け空間を利用した幅17m、高さ11mの緞帳。世界各地で描いた旅のスケッチ。 また、フランスや韓国でも翻訳された絵本「ジャリおじさん」の原画全点と、その構想に使われたノートや油絵、 人形等の未公開作品を展示するなど、作家の仕事を知る貴重な機会です。


     

《「網膜#2(紫影)》 1988-90年 原美術館 
RETINA #2 (PURPLE SHADOWS), 1988-90

 
         
 
 
《「黒い」「紫電改」》 1964年 作家蔵 
BLACK SHIDENKAI, 1964
 
       
 
 
《ナイロビ・シリーズ V》 1983年 アイサム・デザイン蔵 
NAIROBI V, 1983
 
       
 
 
《ジャルダン・マジョレールにて》 1993年 個人蔵 
AT JARDIN MAJORELLE, 1993

 
       
 
 
《ダブ平&ニューシャネル》 (ステージ部) 1999年 作家蔵 
photo:中野正貴 
DUB-HEI AND NEW CHANEL, Stage, 1999
 
       
 
 
《ペインテッド・マター I (アトランタ)》 1997年 作家蔵 
photo:中野正貴 
PAINTED MATTER I (ATLANTA), 1997
 
 
 
 
 
 
《ジャリおじさん 表紙》  
Picturebook, MONSIER JARRY, Cover
 
 
 
 
 
 
《鼠景神/0》 《鼠景神/1》 2001年 作家蔵 
MOUSCAPEGOD/0, MOUSCAPEGOD/1, 2001
 
         
         
     
     


 
 
     
 
     

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