ボリス・ミハイロフ個展 「かさね焼き」

Boris Mikhailov Superimpotisions
2006年12月22日（金）-2007年2月3日（土）
SHUGOARTS

ミハイロフは、1938年、旧ソビエト連邦のウクライナ、ハリコフに生まれ。技術者として働きながら1966年ごろから写真を撮り始めます。
1990年代、旧ソ連の崩壊という大きな流れの中で、時代に翻弄されたかのような人々の生きざまを撮り続けました。作品には、ドキュメンタリー的でクールな要素を持ちながらも、そのまなざしに、温かみとユーモアを感じます。特に印象深い身体的な描写には、作家の高度な独自性がうかがえます。
1990年のテルアビブ現代美術館での個展、1993年のMoMAでの「New Photography 9」など、世界各地で個展、グループ展を開催。1998年に発表された「Case History」（事例史）は高い評価を得、2000年にはハッセルブラッド賞を受賞しています。
今回展示する「かさね焼き」の作品群は、60年代後半から70年代にかけて制作されています。

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