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        いつか眠りにつく前に 
          EVENING
        2008年 2月23日(土)、日比谷みゆき座ほか全国ロードショー 
           
         
          ■ストーリー 
           	重い病に倒れたアン・ロードは、長女のコンスタンス、次女のニナと、夜勤の看護師の看病を受けながら、静かに人生の最期を迎えようとしていた。混沌とする意識の中で、「ハリス」という男性の名前を口走るアン。だが、コンスタンスもニナも、その名を耳にするのは初めてだった。「ハリスと私がバディを殺したの」という母の言葉に、驚く娘たち。そのかたわらで、アンの意識は40数年前のあの夏の日へと戻っていく。 
           それは、彼女がまだアン・グラントだった時代のこと。歌手としての成功を夢見てニューヨークで暮らしていたアンは、学生時代からの親友ラリラ・ウィッテンボーンの結婚式でブライズメイドをつとめるために、ウィッテンボーン家の別荘があるロードアイランドのニューポートへやってきた。花嫁のライラと母親のウィッテンボーン夫人が招待客の席順の話し合いを続ける中、ライラの弟でアンの友人でもあるバディに案内され、別荘の周辺を散策するアン。そのとき、彼女は、ウィッテンボーン家のメイドの息子で、今はマサチューセッツで医者をしているハリス・アーデンと出会う。ヨットに乗り、沖へ漕ぎ出そうとしているハリスは、これまで出会ったどの男性よりも、まぶしくたくましく見えた。 
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        ■キャスト 
		クレア・デインズ  
		トニ・コレット  
		ヴァネッサ・レッドグレイヴ  
		パトリック・ウィルソン  
		ヒュー・ダンシー  
		ナターシャ・リチャードソン  
		メイミー・ガマー  
		アイリーン・アトキンス  
		メリル・ストリープ  
		グレン・クローズ  
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         そんなハリスが、ライラの初恋の相手であったことを、アンはバディから教えられる。実際、ライラがハリスに寄せる切ない片思いの感情は、別の男性との結婚式を翌日に控えた今も消えてはいなかった。しかし、ハリスからはっきりと恋愛感情のないことを告げられたライラは、愛するよりも愛される人生を生きていこうと心に決める。
  
           いっぽう、結婚式のリハーサル・ディナーのあと、泥酔したバディをハリスと一緒に介抱したアンは、ハリスと口付けを交わす。それは一時的な感情の高まりのように思えたが、ライラの結婚式の後、自分の夢について語り合ったアンは、彼と自分の間に親密な絆が芽生えていることに気づく。ハリスと一緒なら、素敵な未来を築いて行けるかもしれない。幸福の予感に胸をときめかせながら、ハリスと浜辺でキスを交わすアン。その姿を、物陰から見つめていたバディ。アンに憧れの想いを抱いていたバディは、アンと二人きりになったときにその想いを告げるが・・・  
        ※   ※   ※ 
          
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          ■プロダクション・ノートより 
        製作のジェフリー・シャープは説明する。「ラホスは、キャラクターの中に入り込み、その人間の状態を深く理解する。我々人間が、どれほどよいものを求めているか。たとえ手に入らないものでも、それを求めようとするのが人間の基本的な姿なのだ。それは“Fateless”で描かれたことであり、さらには『いつか眠りにつく前に』が必要とするものだった」 
          シャープから脚本を渡されたコルタイは、すぐに物語の普遍的なテーマにひきつけられた。「この脚本は、素晴らしい贈り物だった。そこには、我々人間にとって大切なことが、つまり、安心を得たいという願い、愛する人を求める気持ち、そして自分が下した決断がどれほど自分の余生や子供たちの人生に影響を与えるのかが述べられているのだ」 
             
            
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          人生の終わりを迎えようとしている女性が、40数年前のたった2日間の出来事を最期の床で思い浮かべる。聞いたこともない母の知られざる過去に動揺する娘たち。母とその友人たちの物語に、娘たちは自分たちの今を見つめ直す。 
          人生の意味を身近な存在から投げかけられ、かなわなかった夢や想いが、次の世代に希望を与える。優しいぬくもりを感じるドラマ。ヴァネッサ・レッドグレーヴとメリル・ストリープが、それぞれの実の娘と共演しているところも見どころ。
			(JS)
             
           
        
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		■監督:ラホス・コルタイ  
		1946年ハンガリー、ブタペスト生まれ。当初は撮影監督としてスタート。『コンフィデンス/信頼』(80)、『メフィスト』(81)、『ハヌッセン』(88)、『ミーティング・ヴィーナス』(91)、『太陽の雫』(99)、『華麗なる恋の舞台で』(04)、『海の上のピアニスト』(99)、『マレーナ』(00)、『アドルフの画集』(02)など。 
		監督としては、ハンガリー出身のノーベル賞作家イムレ・ケルテースの自伝的小説の映画化『Fateless』(05)。 
		 
        		
  
		
		■スタッフ 
		監督:ラホス・コルタイ  
		脚本:マイケル・カニンガム  
		原作・脚本:スーザン・マイノット  
		製作:ジェフリー・シャープ  
		撮影:ギュラ・パドス 
		美術:キャロライン・ハナニア  
		衣装:アン・ロス / ミシェル・マットランド  
		音楽:ヤン・A・P・カチュマレク 
	       
             
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       ■オフィシャルサイト 
          http://www.itsunemu.jp/ 
        (C) 2007 Focus Features
                2007年/アメリカ/117分/スコープサイズ / 
          英題:EVENING  
          日本語字幕:松浦美奈 
          配給: ショウゲート  
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