エリザベス:ゴールデン・エイジ
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■キャスト ケイト・ブランシェット ジェフリー・ラッシュ クライヴ・オーウェン リス・エヴァンス ジョルディ・モリャ アビー・コーニッシュ サマンサ・モートン |
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ある日、新世界から帰還したばかりの航海士ウォルター・ローリーが出現する。次の航海の資金を女王から引き出そうと思っていた彼は、新世界から持ち帰った珍しいじゃがいもと煙草、スペイン海軍から奪った金貨を献上する。未知の世界の冒険談や植民地計画への夢を熱っぽく語る彼に、いつしか魅了されていくエリザベス。ローリーも、何度もエリザベスと拝謁するうちに、女王に圧倒されていく。だが、「ヴァージン・クイーン」の誓いを立てた彼女には、これ以上を望むことはできない。 教会での厳粛な祈りの最中、エリザベス暗殺を企んだ、カトリック信者の計画がついに実行される。運命を受け入れるかのように発射の瞬間を待つエリザベス。ところが、暗殺者トマス・バビントンが放ったのは空砲だった。 数日前には暗殺者を威嚇するほどの毅然とした姿で、銃弾にさえ倒れなかったエリザベスだったが、苦渋の決断の後、女王とは思えないほどの悲しみにくれる。彼女は、慰めにきたローリーにひとりの女としての素顔を見せるのだった・・・
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製作について 時代のファッション・リーダーを彩るドレス 数々の名所での撮影 メアリーの処刑シーンの撮影が行われたのは、ロンドンのセント・バーソロミュー教会(St.Bartholomew’s Church)である(実際に執行された場所は、フォザリンゲイ城(Fotheringhay Castle/1627年に全壊)) このほかにケンブリッジ州のセント・ジョンズ・カレッジ(St. John’s College)。12世紀にフェン「Fen」として知られる広大な沼地に浮かんだ島のような地に建てられたイーリー大聖堂(Ely Cathedral)、サマセット州のブリーン・ダウン(Brean Down)、サマセット州、ウェルズ大聖堂(Wells Cathedral)、ウェイヴァリー修道院(Waverley Abbey)、ドーニー・コート(Dorney Court)、ペットワース・パーク(Petworth Park)など。 エリザベス女王1世 Queen Elizabeth I
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>>> 1998年、ケイト・ブランシェットが注目を浴びることとなった「エリザベス」。9年後に発表された、続編ともいうべき本作は、ケイトの役者としての成長とエリザベスの女王としての充実ぶりがどう表現されるのかが期待される作品。 政治的に私生児の烙印を押されながらも、イングランド女王となったエリザベス女王1世が、暗殺の危機、従姉妹の処刑、開戦と、重要な局面を向かえる。 エリザベス女王1世と次のジェイムズ1世の時代、イギリス王室が世界における地位を固めていったと考えられるだけに、興味深い。 (JS)
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2007年/イギリス映画/カラー/ヴィスタサイズ/DORBY-SR-D/全7巻/3,145m/1時間54分
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