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        マイ・ブルーベリー・ナイツ 
          MY BLUEBERRY NIGHTS
        2008年3月22日より日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にて公開 
           
         
          ■ストーリー 
          失恋したエリザベスを慰めてくれるのは、カフェのオーナー、ジェレミーが焼く甘酸っぱいブルーベリー・パイだった。 
          それでも、別れた彼をエリザベスは忘れられない。彼が新しい恋人といる部屋を見上げ、エリザベスは旅に出る。 
        失恋から57日、ニューヨークから1,120マイル、彼女はメンフィスにいる。 
          別れた妻への愛を断ち切れず、アルコール中毒になった男と、その元妻と出会う。 
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        ■キャスト 
		ノラ・ジョーンズ 
		ジュード・ロウ 
		デイヴィッド・ストラザーン 
		レイチェル・ワイズ 
		ナタリー・ポートマン 
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        失恋から251日、ニューヨークから5,603マイル、ラスベガスに来た。 
  人を信じないことを信念とする、若く美しいギャンブラーに出会う。 
        彼らの人生を、自分のと照らし合わせ、エリザベスは思う。人を愛し、信じることって、いったいなんだろう。それを真っ先に伝えたい相手が遠くニューヨークにいる、ジェレミーだった。 
  「あなたのブルーベリーパイは世界一おいしい」エリザベスは、ニューヨークに戻りたいと思い始めた・・・。 
          
          
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          ■プロダクション・ノートより 
        当初、ウォン・カーウァイは、本作をニューヨークのオールロケで撮影しようと考えていた。ところが、プリ・プロダクションの初めのころに、全編ニューヨークで撮影すると、あっという間に予算オーバーになることがはっきりわかった。
  
          目の前の障害に柔軟に対応することにかけては経験豊富なウォンは物語を書き直し、ある部分はニューヨークで、残りは他の町で撮影する設定にした。この決断により、恋人との別れから立ち直ろうとする女性を描くという当初のストーリーから、別れの痛手から立ち直るために自分を見つめ直す旅に出るというストーリーに変わった。 
          しかし、新しい筋が決定されると、新たな問題が浮上した。すなわち、ヒロインにどこの町を訪問させるかだ。
  
          ウォン・カーウァイは、アメリカの大都市はよく知っていたが、本作の撮影ではもっと無名な町で撮影したいと考えていた。個性的なロケ地となる町を探すため、ニューヨークからロサンゼルスまで車で横断するロケハンが3度敢行された。このロケハンでウォン・カーウァイに付き添ったのは、長年のコラボレーターであるウィリアム・チャンと撮影のダリウス・コンジだ。ツアーは1度に8日間かかった。
  
          この3回のロケハン・ツアーで数限りない場所を訪れ、写真を撮りまくり、ニューヨークへ戻ると、ウォン・カーウァイは、スタッフと共にこうした写真を入念にチェックし、ロケ地を厳選していった。こうして選ばれたのが、ニューヨーク、メンフィス、エリ、ラスベガス、ヴェニス・ビーチだ。予定されていた撮影開始まで1ヶ月をきっていた。 
           
            
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          ひとつの恋を忘れ、次に進むためには、その場所からどれほどの距離が必要だったのか。そんな「距離」と旅先での「出会い」をモチーフにした作品。 
          「人を信じてはいけない」という、ナタリー・ポートマンのせりふに、私たちは、見事にだまされてしまう。傷ついた心が、どう癒されていくのか?ノラ・ジョーンズがさまよっているうちに、私たちも旅をしている。どうしたら癒されるのかを想像しながら。
			(JS)
             
           
        
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		■監督:脚本:ウォン・カーウァイ 
		1958年上海生まれ。脚本家として映画界入り。1989年に映画監督となる。『いますぐ抱きしめたい』(1989年カンヌ映画祭批評家週間で上映)(88)、『欲望の翼』(90)、『楽園の瑕』(ヴェネチア映画祭でプレミア上映)(94)、『恋する惑星』(94)、『ブエノスアイレス』(1997年カンヌ映画祭最優秀監督賞)(97)、『花様年華』(00)、『2046』(04)など。 
		 
        ■ノラ・ジョーンズ 
          1979年ニューヨーク生まれ。父はインド人のシタール奏者ラビ・シャンカール。妹はシタール奏者アヌーシュカ・シャンカール。2003年ブルーノート・レコードからデビューアルバム「ノラ・ジョーンズ(原題:Come Away With Me)」をリリースし、2000万枚をセールス。グラミー賞8部門獲得。『フィールズ・ライク・ホーム』(2ndアルバム)、『ノット・トゥ・レイト』(3rdアルバム)。本作が女優としての映画デビュー作。 
          
  
		
		■スタッフ 
		監督:脚本:ウォン・カーウァイ 
		共同脚本:ローレンス・ブロック 
		プロデューサー:ジャッキー・パン 
		撮影:ダリウス・コンジ 
		編集:ウィリアム・チャン 
		プロダクション・デザイン:ウィリアム・チャン 
		衣装:ウィリアム・チャン、シャロン・グローバーソン 
		音楽:ライクーダー 
	       
             
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       ■オフィシャルサイト 
	      http://www.blueberry-movie.com/
           
         
	  (C)Block 2 PICTURES 2006 
        (2007年フランス=香港/カラー/1時間35分/スコープサイズ 
        配給:アスミック・エース 
        日本語字幕:松浦美奈 
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          マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック   
		  
           
          アメリカ音楽の幅広い世界の新旧を網羅。R&B、ソウル、ロック、フォーク、ジャズを辿り、この映画での経験を元にノラ・ジョーンズが綴った新曲「ザ・ストーリー/The Story」を収録すると共に、キャット・パワー、オーティス・レディング、ルース・ブラウン、メイヴィス・ステイプルズ、エイモス・リー、カサンドラ・ウィルソンの曲と、ライ・クーダーによるインストゥルメンタル・スコアの一部も収められている。 
             
            オープニングを飾る「ザ・ストーリー/The Story」について 
          「彼(ウォン・カーウァイ)はサウンドトラックに合いそうな曲はないかと訊ねてきて、実際私の手元には、ある日ニューヨーク市内で撮影を終えて自宅に帰ってきて、まだ疲れを感じていなくて、朝の6時頃に書いた曲があったのよ」とノラは言う。「その時わたしは、ピアノが置いてある東向きの部屋に行って、太陽が昇るのを眺めていたの。とても美しかったわ。そして短時間で1曲書き上げた。自然に流れ出てきたのよ。その後、彼に曲はないかって訊かれて、あの曲がぴったりだと思ったわけ。間違いなく映画撮影の体験に影響された曲だから」。           
                   
           
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