幸せの1ページ
Nim's Island

2008年9月6日より丸の内ピカデリー2ほか全国にて公開


■ストーリー
　 ベストセラー冒険小説家アレクサンドラ・ローバーは、対人恐怖症で外出恐怖症、そして潔癖症の引きこもり。
　 今日も家で一人、新作の執筆に励んでいるものの、原稿はなかなかはかどらない。何か小説に役立つネタはないかとネットで検索していたところ、孤島の火山のふもとで暮らす海洋生物学者ジャックの記事に目を留める。アレクサンドラは、ジャックにメールを送って協力をあおぐことに。

　アレクサンドラの住むサンフランシスコから、遠く離れた南の島。ニムは、父ジャックと手作りのツリー・ハウスで二人暮し。豊かな自然に囲まれながら過ごしている。そんなニムは、冒険小説シリーズの強くてかっこいい主人公アレックスの大ファン。

　ある日、新種のプランクトンを採取するために船旅に出かけるジャックを、ニムは笑顔で送り出す。

　

 

　そんな中、アレクサンドラからのメールを受け取ったニムは、送信者の“アレックス・ローバー”という名前を見て、憧れのヒーローからのメールだと思い込んで大喜び。
ジャックが海から戻ってきたら、必ず協力すると約束するメールを返す。一方、ニムをジャックの助手だと勘違いしたアレクサンドラは、小説に使えそうなネタをニムに質問していく。

　ある夜、島を激しい嵐が襲い、ニムは船が難破したジャックと連絡が取れなくなってしまう。ニムはアレクサンドラにSOSのメールを送る。
　一方、ニムが幼い子供だと知ったアレクサンドラは、警察に電話してニムを助けようとするが相手にされない。事態の深刻さを憂慮したアレクサンドラは、一大決心をしてニムの暮らす、フィジーの地図にも載っていない島に旅立つことに…

 

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■監督：ジェニファー・フラケット＆マーク・レビン
夫婦共同で監督と脚本を手掛けるコンビ。
もともとはそれぞれが脚本家として、エグゼクティブ･プロデューサーでもあった二人は、12年前からコンビを組んでいる。チームでの監督作は今回が初めて。
レビンは単独で『小さな恋のものがたり』（05）で監督デビュー。ほか共同名義での脚本は、キルスティン・ダンスト主演『ウィンブルドン』（04）、ブレンダン・フレイザー主演『センター・オブ・ジ・アース-3D-』（08）など。

■スタッフ
監督・脚本：ジェニファー・フラケット＆マーク・レビン
音楽：パトリック・ドイル
衣装：ジェフリー・カーランド
編集：スチュアート・レヴィA.C.E.
美術：バリー・ロビンソン
撮影：スチュアート・ドライバーグ
製作総指揮：スティーブン・ジョーンズ
製作・脚本：ポーラ・マズール
原作：ウェンディ・オルー
脚本：ジョセフ・クォン