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チェ 28歳の革命
The Argentine

2009年1月10日、日劇PLEXほかにて公開


■ストーリー
  1964年、ニューヨーク。
「革命家にとって重要なことは?」とアメリカ人ジャーナリストが問いかける。
「バカらしいと思うかもしれないが、真の革命家は偉大なる愛によって導かれる。人間への愛、正義への愛、真実への愛。愛のない真の革命家を想像することは、不可能だ」と一人の男が語る。
 アルゼンチン人の医師だったチェ・ゲバラは、なぜ、キューバに革命をもたらし、20世紀最大のカリスマになったのか・・・

 

 


■キャスト
ベニチオ・デル・トロ
デミアン・ビチル
サンティアゴ・カブレラ
エルビラ・ミンゲス
カタリーナ・サンディノ・モレノ
ロドリゴ・サントロ
ジュリア・オーモンド
 





       

 

 
 1955年7月、メキシコ。持病の喘息を抱えながら、ラテンアメリカの貧しい人々を救いたいと南米大陸の旅を続けるエルネスト・ゲバラと、独裁政権に苦しむ故国キューバの革命を決意するフィデル・カストロは、フィデルの弟ラウル・カストロを介して出会う。
 わずか82人で海を渡り、2万人に及ぶキューバ政府軍と戦うというカストロの正気を疑う作戦に、参加を決意するゲバラ。
 軍医としてゲリラ軍に加わった彼は、平等社会のために戦い、厳しい規律を守り、農民たちには礼を尽くす。やがて、司令官として部隊を率いる。
後に妻となる女性戦士アレイダ・マルチにも支えられながら、ゲバラの部隊は大都市サンタクララへと向かう・・・

※   ※   ※


       
 








       


■プロダクション・ノートより

「チェ・ゲバラを演じることは、僕が参加した過去のどの映画とも違うものだった」と、プロデューサー兼主演のベニチオ・デル・トロ は語る。
「まずは、彼の著作を読みまくった。その後、他の人が彼について書いた書籍も読み、結果7年間もリサーチすることになった。最終的には、やはり彼自身が何を記したかということが一番参考になったけどね。キューバ、ボリビア、パリ、マイアミ・・・・話をしてくれる人がいればどこでも駆けつけた。
キューバ革命についての映画を作る中で最もエキサイトなことは、関わった人たちが今でも多く生存していることだ。フランス革命やメキシコ革命についての映画を作るとしても、生きてる人はもういない。大量の写真や書類も残っていたしね」


 
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ゲバラの生涯で、まだ映画化されていなかった時期をモチーフにした作品。ゲバラを知る上で見ておきたい作品。 (JS)








■監督:スティーブン・ソダーバーグ
1963年、アメリカ・ジョージア州生まれ。89年『セックスと嘘とビデオテープ』でサンダンス・フィルム・フェスティバル観客賞、カンヌ国際映画祭パルムドール、アカデミー賞脚本賞にノミネート。
。主な監督作は、『KAFKA/迷宮の悪夢』(91)、『わが街セントルイス』(93)、『蒼い記憶』(95)、『スキゾポリス』(96)、『グレイズ・アナトミー』(96)、『アウト・オブ・サイト』(98)、『イギリスから来た男』(99)、『エリン・ブロコビッチ』(00)、『トラフィック』(00、アカデミー賞監督賞)、『オーシャンズ11』(01)、『ソラリス』(02)、『フル・フロンタル』(03)、『オーシャンズ12』(04)、『さらばベルリン』(06)、『オーシャンズ13』(07)など。


■スタッフ
監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:ピーター・バックマン、スティーブン・ソダーバーグ
製作:ローラ・ビッグフォード、ベニチオ・デル・トロ
音楽:アルベルト・イグレシアス
美術:アンチョン・ゴメス
衣装:サビーヌ・デグレ

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://che.gyao.jp/

(C)2008 Guerrilla Films,LLC−Telecinco Cinema,S.A.U.All Rights Reserved

原題:The Argentine
2008年/アメリカ・フランス・スペイン合作映画
/2時間12分/シネマスコープ

配給:ギャガ・コミュニケーションズ、日活