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パッセンジャーズ
PASSENGERS

2009年3月、日比谷みゆき座他にて全国ロードショー


■ストーリー
 深夜、突然の電話のベルでセラピストのクレア・サマーズは起こされた。電話の相手は恩師ペリー・ジャクソン。彼によると、たった今旅客機が墜落し、その事故で奇跡的に5人の男女が生き残ったという。ペリーは、この事故で生存した5人が抱えるトラウマ的なストレスを治療するため、クレアを担当セラピストに命じる。はじめての大役に驚くクレアに、ペリーは1点注意を呼びかける。それは、「生存者の一人、エリック・クラークには気をつけろ」というものだった。他の患者と違い、彼だけは今の状況に陶酔し、一人だけ気分が良すぎるのだという。

 エリックは落ち着いた様子で病室のベッドに腰かけていた。クレアは、彼にグループ・カウンセリングに参加してみないかと持ちかけるが、彼は「自分には必要ない」と言う。そこで、個別カウンセリングも可能だと提案したところ、戸別訪問だったら受け入れるという。


 


■キャスト
アン・ハサウェイ
パトリック・ウィルソン
デヴィッド・モース
アンドレ・ブラウアー
クレア・デュヴァル
ダイアン・ウィースト
 




       

 

 エリックは大胆に彼女に言い寄ってくるようになる。毎回なんとか彼のアプローチを切り抜けるものの、クレアは彼の核心に触れることができずにいる。

 一方、グループ・カウンセリングに参加しているほかの患者たちは、航空会社の公式説明と食い違う事故の記憶に苦しんでいた。墜落事故はパイロットの過失だと発表した航空会社に対し、患者のディーンは、墜落する前に機体が爆発したと、機体に異常があったことを口にする。それを受け、ほかの患者たちの記憶も曖昧になってくる。不安に駆られ始める患者たち。

 本格的に航空会社の陰謀説を疑い始めたクレアは、航空会社の代表アーキンに事故の真相を確かめに向かうのだが・・・


※   ※   ※

 

       
 




       


■プロダクション・ノートより:インタビュー

ロドリゴ・ガルシア監督: 

この作品を監督するにあたり、なにが決め手となりましたか?
「物語の強さだね。感情に訴えてくる芯のある物語だと感じたし、女性が主役の作品というのも僕好みだったので、そこも気にいった。それから、この物語はラブストーリー、スリラー、陰謀の物語という別々の要素から成り立っているんだけど、そのバランスが見事で、そこに魅了されたんだ」

主役を演じたアン・ハサウェイの印象を教えてください。
「とても努力家だよ。撮影が進むにつれ切磋琢磨して、いい作品を作ろうと努力する。そして、どんなときにも絶対に疲れをみせないんだ。彼女はほとんどのシーンに出演しているんだけど、どのシーンでも自分の中で最高の演技をしようと全力投球する。ユーモアのセンスもあるし、ほがらかですごく感じがいい。それから、なによりも聞き上手だ。僕が言う聞き上手というのは、他の俳優たちの演技を見て瞬時にそれを理解する能力のことで、彼女は相手の演技をよく見て聞き、自分の演技にそれを反映させる才能を持っているんだ」

アン・ハサウェイ
初めて脚本を読んだとき、人間描写に感銘を受けたの。目の前に大きな問題を突きつけられた人たちがその状況を理解しようと躍起になり、それぞれの方法で受け入れようとしているところにね。この映画にはスリルも、アクションも、愛も、人としての成長も描かれている。大作映画なのにキャラクターをじっくり掘り下げる作家性の強さを感じさせる感覚もある。両方の世界が見事に混ざり合っている素晴らしい作品よ。
ロドリゴ・ガルシア監督は初めて会った時から惚れ込んだわ。彼には自分のことをすべて話し、ゆだねることが出来た。これからの映画を全て彼と一緒に作りたいくらい!


 

>>>
飛行機事故に遭遇した人たちのカウンセリングをまかされた、若きセラピストが陥る心理サスペンス?
近年、スピリチュアルの世界でも注目されている、生と死の境をモチーフにした作品でもあるのかもしれません。(J.S.)









■監督:ロドリゴ・ガルシア
1959年、コロンビア・ボゴタ生まれ。
作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの息子。メキシコシティで育ち、撮影監督としてキャリアをスタートさせる。99年にグレン・クローズやキャメロン・ディアス出演の『彼女を見ればわかること』で脚本家と監督に転身。2000年度カンヌ国際映画祭にて「ある視点部門」のグランプリを獲得。
脚本と監督を担当した作品には『彼女の恋からわかること』(01)、『美しい人』(05)など。
ほかに、エミー賞を受賞しているTVシリーズ『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』(99〜07)、『シックス・フィート・アンダー』(01〜05)、『Fathers and Sons(原題)』(05)を監督。
09年にはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ製作総指揮『Mother and Child』が控えている。

■ アン・ハサウェイ
1982年、ニューヨーク州ブルックリン生まれ。
99年に米TVシリーズ『ゲット・リアル』のヒロイン役。01年『プリティ・プリンセス』で映画デビュー。05年にはヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した『ブロークバック・マウンテン』に出演。演技派女優として脚光を浴びる。06年にはメリル・ストリープと共演した『プラダを着た悪魔』で、トップ女優の仲間入りをはたす。ジェーン・オースティンの若き日を演じた『Becoming Jane(原題)』(07)、『ゲット・スマート』(08)、『Rachel Getting Married(原題)』(08)に出演。09年には『Bride Wars(原題)』も控えている。

■スタッフ
監督:ロドリゴ・ガルシア
脚本:ロニー・クリステンセン
製作:ケリー・セリグ、マシュー・ロードス、ジャド・ペイン、ジュリー・リン
製作総指揮:ジョー・ドレイク、ネイサン・カヘイン
撮影:イゴール・ジャデュー・リロ
美術:デヴィッド・ブリスビン
音楽:エド・シェアマー
衣装:カティア・スタノ


     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://www.passengers.jp/

(C)2008 PASSENGERS PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

原題:PASSENGERS
2008年/アメリカ/93分/カラー/スコープサイズ
日本語字幕:松浦美奈
配給:ショウゲート