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7つの贈り物
SEVEN POUNDS

2009年2月21日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー!


■ストーリー
 ベン・トーマスは過去のある事件により、心に深い傷を抱えて生きている。家族も恋人もなく、たった一人で海辺の瀟洒な家に住んでいるベンは、ある計画を立てていた。
  7人の見知らぬ他人を選び出し、自らの正体を明かさずに彼らに近づき、彼らの人生を調べる。そして、ある条件を満たしていれば、彼らの人生が大きく変わる贈り物を渡す。7人の間には何の関係もないが、計画を実行するには、その7人でなければならない特別な理由があった。

 候補者の一人、エズラ・ターナーは盲目のピアニストだが、それだけでは生計を立てられず、ネット販売の会社に勤めている。客を装って苦情の電話をかけたベンは、エズラを口汚く罵る。どこまで耐えられるか、試すかのように。エズラは「さよなら、トーマスさん」と礼儀正しく挨拶して、静かに回線を切る

 


■キャスト
ベン・トーマス:ウィル・スミス
エミリー・ポーサ:ロザリオ・ドーソン
エズラ・ターナー:ウディ・ハレルソン
ダン:バリー・ペッパー
ベンの弟:マイケル・イーリー
 




       

 

 たった一人の肉親である弟からの電話で、「うちに泊まった時、オレの物を持ち帰ったか?」と尋ねられるベン。弟は兄のことが心配でならない。海辺の家の電話線は抜かれて連絡がとれず、やっと携帯電話につながったのに、ベンはすぐに切ろうとする。おまけに兄は弟の家から、何かを勝手に持ち去ったらしい。しかしベンは意味ありげに、こう言う。「オレの物をお前にあげた。覚えているか? オレは、はっきり覚えている」
  弟すら知らないベンの計画に係わる人物が、一人だけいる。子供の頃からの親友で、弁護士のダン・モリスだ。ダンはベンに計画の進行具合を聞かれると、「まだ心が決まっていない」と苦しそうに答える。

 ベンは国税庁職員を名乗り、骨髄移植に失敗して先の希望が薄く、税金も払えないというグッドマンを調べていた。彼が患者を虐待していると知ったベンは激怒、「あやうく信じるところだったよ。何も与えない」と告げる。
  資格証で誰もいない深夜の国税庁に入り、税金滞納者を探し出すベン。心臓病を患うエミリー・ポーサは、治療費のために多額の借金を抱え、税金を払えずにいる。ベンは不躾な質問に毅然と答えるエミリーに心を動かされる。彼女はドナーが現れて心臓移植をしなければ長く生きられないのに、人生に希望を失っていなかった・・・


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■プロダクション・ノートより

今までにない映画を作るチャンスに、ムッチーノ監督とスミスは魅力を感じたと言う。「非常にミステリアスなストーリーに惹かれた」と、ムッチーノ監督は語る。「失ったものに捕らわれている男が、思いがけず新しい人生を経験するチャンスを得るというストーリーだ。途方もなく様々な感情に溢れたストーリーで、観る者を挑発し、動揺させ感動させる」
スミスも次のように語る。「脚本のコンセプトに驚いた。ある男が生きる意味を問い直そうとするアイデアにね。今まで観たことのない、とても現代的なストーリーだと思う。ムッチーノが率いる製作チームは、人間の感情に対する深い洞察力を持っている。そこにロザリオ・ドーソンやウディ・ハレルソンのような俳優たちが加わったら、それこそ本当に成功のレシピになると思った」
 
スミスは、本作のテーマについてこう語る。「人間はどうやって大きなトラウマを乗り越えるのか。何もかもが悪い方向に向かってしまったら、どうやって生きていけばいいのか。そんな問題に、僕は興味を抱き続けている。この作品に出演することは、人間にとって重要な問題を語るチャンスでもあった。『7つの贈り物』は贖罪のストーリーであると同時に、全く予想外の結末を迎えるストーリーでもあるんだ」


ガブリエレ・ムッチー監督:MESSAGE

“人生とは、こんなにも特別なものなのだ”
という思いを、観た人に持ち帰ってほしい。
我々は時々、人生を当たり前のものとして考えてしまう。
しかし、すべてのものがいかに不安定で脆くて儚いかということ、
それでいて、いかに不思議で魅力的なものかということを、
映画は思い出させてくれる。
一つの物語が、我々を取り巻く世界の美しさを、思い出させてくれることもある。
我々が愛する人たちに囲まれていること、
そして彼らと我々をつないでいる素晴らしい贈り物の数々のことを、
この映画が、思い出させてくれることを願います。


 

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ウィル・スミス主演の『幸せのちから』と同じ監督による作品だが、心温まるお話という感じはしない。映画の最後のほうになるまで全貌が見えない不思議な作品。ヒューマンドラマなのかもしれないが、賛否の分かれそうな作品。(J.S)









■監督:ガブリエレ・ムッチーノ
1967年、イタリア生まれ。2001年に監督した『L'ultimo bacio』では、イタリアのアカデミー賞であるデヴィッド・ディ・ドナテッロ賞10部門にノミネートされ、監督賞を含め5部門で受賞。この作品は、ザック・ブラフが主演したアメリカ版『ラストキス』(06)も作られ、ムッチーノは製作総指揮を務めた。
03年、モニカ・ベルッチが主演した『リメンバー・ミー』は、世界中の批評家たちから賞賛された。
06年、ウィル・スミスが主演した『幸せのちから』の監督として、アメリカで一躍有名になる。この作品は、ウィル・スミスのアカデミー賞主演男優賞を始めとして、多くの賞にノミネートされ、世界中で3億ドル以上の興行収入をあげた。



■スタッフ
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:グラント・ニーポート
製作:トッド・ブラック
   ジェームズ・ラシター
   ジェイソン・ブルメンタル
   スティーヴ・ティッシュ
   ウィル・スミス
製作総指揮:デヴィッド・クロケット
ドメニコ・プロカッチ
撮影監督:フィリップ・ル・スール
美術監督:J・マイケル・リーヴァ
編集:ヒューズ・ウィンボーンA.C.E.
衣装デザイナー:シャレン・デイヴィス
音楽:アンジェロ・ミィリ

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://www.sonypictures.jp/movies/sevenpounds/

原題:SEVEN POUNDS
2008年/アメリカ映画/スコープサイズ/2時間3分
字幕翻訳:松崎広幸
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント