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いとしい人
Then she found me

2009年3月28日より、恵比寿ガーデンシネマ他
全国順次ロードショー!


■ストーリー
 エイプリル・エプナーは39歳の小学校教師。夫ベンは年下の同僚で、結婚生活は10ヶ月めに突入したところ。大人になりきれないベンは、この結婚は間違いだったと考え、ある朝、突然去っていってしまう。
  ベンは、同時に学校も辞めてしまい、エイブリルが彼のクラスまでみることに。しかも体調を崩していた養母まで亡くなってしまう。
  そんな彼女の前に現れたのが、実母と名乗る女性、バーニス。地元のテレビ局でトークショーを持つ人気タレントだった。バーニスはスティーブ・マックイーンとの間にエイブリルを授かったと言うのだ。

 

 


■キャスト
ヘレン・ハント
コリン・ファース
ベット・ミドラー
マシュー・ブロデリック
ベン・シャンクマン
リン・コーエン
 




       

 

 波乱続きの中でも何とか仕事をこなすエイブリルは、生徒の父親で、妻に捨てられた作家のフランクと親しくなる。エイブリルはフランクに心を開き、バーニスやベンとのことも相談する関係となる。
  エイブリルはバーニスが本当の母親かどうかを調べる。一方、フランクもスティーブ・マックイーンが父親なのかどうかを調べ始めた。

 ある夜、エイブリルはフランクとバーニスのチャリティーパーティに出かけるが、フランクの娘が急病にかかる。エイブリルはフランクに付き添って病院へ行き、フランクの子供たちもエイブリルの存在を受け入れてくれた。こうして、二人の関係がうまくいきかけた矢先、エイブリルは妊娠していること知る・・・・


※   ※   ※

 

       
 




       


■プロダクション・ノートより

ヘレン・ハントの目指すもの

低予算のインディー映画を制作するという現実は、ヘレンが目指す特色ある作風に忠実でいられることにつながった。「どんな映画であれ私が心を動かされる作品というのは、最初に驚くようなひねりがあって、後からなるほどと笑わせるようなものなの」
重いテーマではあるけれど、ヘレンが当初引き込まれた、原作の持つ“シリアスなコメディ/笑えるドラマ”の精神を忘れない。「撮影中、ずっと私はみんなに“ストーリーで何が起きても私たちはコメディを撮っているのよ”と言いつづけていたわ。幼い頃に養子として育った女性がいま、自分の子供が欲しくて、必ず手に入れようと決断する。そこに3種類のラブストーリーが絡んでくるの。ベット・ミドラー、コリン・ファース、マシュー・ブロデリックの演じる各キャラクターとの愛のストーリー。だから、私の大好きな映画のように、観客が笑っているそばから突然予想外の出来事が起きて、そのギャップゆえに心を動かされてしまう、そんな映画になることを望むわ」


 

 









■監督・脚本・エイプリル・エプナー役:ヘレン・ハント
1963年ロサンゼルス生まれ。父親は監督で演出家のゴードン・ハント。TV映画「荒野の明日」(73)でデビュー。15本以上のテレビ映画に出演。映画では、『ペギー・スーの結婚』(86)、『恋愛小説家』(97、アカデミー主演女優賞)、『ボビー』(06)、『理想の女(ひと)』(04)、『スコルピオンの恋まじない』(01)、『ペイ・フォワード可能の王国』(00)、『キャスト・アウェイ』(00)、『ハート・オブ・ウーマン』(00)など。


■スタッフ
監督・脚本・製作:ヘレン・ハント
原作:エリノア・リブマン
撮影:ピーター・ドナヒュー
美術:スティーブ・ベアトリス
衣装:ドンナ・ザコウスカ
音楽:デヴィッド・マンスフィールド

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://itoshii-movie.com/

原題:Then she found me
2007年/アメリカ/ビスタサイズ/1時間40分
字幕翻訳:松浦美奈
配給:アルバトロス・フィルム