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ある公爵夫人の生涯
The Duchess

2009年4月11日より ル・シネマ、銀座テアトルシネマ、テアトルタイムズスクエアほかで公開


■ストーリー
18世紀後半のイギリス。貴族の家に生まれたジョージアナ・スペンサーの嫁ぎ先が決まった。相手は世界で最も裕福な貴族の一人、デヴォンシャー公爵。
ジョージアナは母のレディ・スペンサーから婚礼のことを知らされ、新しい生活に期待を抱く。ジョージアナとデヴォンシャー公爵との結婚はロンドン中の注目を集める。
しかし、結婚後まもなく、ジョージアナは新しい現実に直面する。夫は彼女への愛情を見せることなく、無関心な態度をとり続ける。彼がジョージアナに望んでいることは、男子の後継者を生んでもらうことだった。

 

 


■キャスト
キーラ・ナイトレイ
レイフ・ファインズ
シャーロット・ランプリング
ドミニク・クーパー
ヘイレイ・アトウェル
サイモン・マクバーニー
エイダン・マクアードル
ジョン・シュラプネル
アリスター・ペトリ
 


       

 

 ジョージアナはそっけない生活に不安を感じつつも、公の社交の席では公爵夫人として魅力的な振る舞いを見せる。美しく聡明な彼女は、多くの人を魅了するカリスマ的な公爵夫人として、ロンドン中に話題をふりまくようになる。
  しかし、結婚生活での不満は募る一方。そんなある日、社交界の席でレディ・エリザベス・フォスターと出会う。不幸な結婚生活を送ってきたエリザベスとジョージアナは意気投合し、一緒に住むようになるのだが・・・

※   ※   ※

       
 




       


■プロダクション・ノートより

ジョージアナはジョン・スペンサー(初代スペンサー伯)の娘として生まれ、17歳のときにデヴォンシャー公爵の家に嫁いだ。公爵の莫大な富と権力のため、彼女は若い時から世間の注目を浴び、上流階級の人々を魅了する社交界の華となった。さらに政治の世界にも足を踏み入れ、政界でも重要な指導者の一人として認められた。また、彼女は小説家や詩人、音楽家、科学者、芸術家などのよきパトロンでもあった。
公私ともに新しい時代の先駆けとなるジョージアナについて原作者のフォアマンは語る。「ジョージアナはマリリン・モンローとダイアナ妃の中間のような人物だった。彼女はスターであり、セレブだったけれど、同時に悲劇的な人で、内面はとても内気な人。だからこそ、注目を浴びたいという気持ちも強かった。一般大衆が監視の目を光らせている中で、彼女がさまざまな事件を乗り越えねばならなかった点は、現代に通じるものがあると思ったわ」


 

 









■監督・脚本:ソウル・ディブ
1968年ロンドン生まれ。ドキュメンタリーの世界でキャリアをスタートさせ、監督作品としては、ポルノ女優を描いた短編のドキュメンタリー『Easy Money』(83)がある。長編監督作品はイギリスの銃文化による暴力的な世界を捉えた『Bullet Boy』(04)。テレビシリーズには、サッチャー時代の英国を描いた『ライン・オブ・ビューティ 愛と欲望の境界線』(06)などがある。


■スタッフ
監督・脚本:ソウル・ディブ
製作:マイケル・クーン、ガブリエル・タナ
撮影:ギュラ・パドス
編集:マサヒロ・ヒラクボ
美術:マイケル・カーリン
衣装:マイケル・オコナー
メイクアップ:ダニエル・フィリップス
音楽:レイチェル・ポートマン

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://koushakufujin-movie.jp/

(C) 2008 by PARAMOUNT VANTAGE, a Division of PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved

原題:The Duchess
2008年/イギリス・フランス・イタリア合作映画/1時間50分/シネマスコープ
日本語字幕:吉田由紀子
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン