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人生に乾杯!
KONYEC
2009年6月20日(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー!
■ストーリー
1950年代後半。労働者階級出身のエミル・キシュと伯爵令嬢のヘディ・フェレギは、秘密諜報機関が摘発のために乗り込んだ城館で、運命的な出会いをする。
それから半世紀後。集合住宅の中で、年金受給もままならず、電気さえ止められてしまい、変化や希望とは無縁の貧しい生活を送る中、二人は出会った頃の気持ちなどすっかり忘れていた。そんなある日、エミルが守ってきた愛車と本のコレクションの代わりに、二人の思い出の“ダイヤのイヤリング”を借金のカタに取られてしまう。高齢者に冷たい世の中への怒りと、自らの反省からエミルはある行動に出る。
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■キャスト
エミル・ケレシュ
テリ・フェルディ
ユディト・シェル
ゾルターン・シュエミド
ロシック・ジョコ |
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エミルは愛車チャイカを飛ばし、郵便局に乗り込む。紳士的な強盗をすることに成功したエミルは、警察に捕まることなく愛車チャイカでスイスイ逃走していく。平和な町は、81歳のギャングスターの出現で一変する。しかし、次の標的で入ったガソリンスタンドで防犯カメラに映ってしまう・・・
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■プロダクション・ノートより
ガーボル・ロホニ監督
「すばらしいストーリーというのは、二面性を持っているものだ。日常と冒険、現実とおとぎ話。それらを結びつける細い糸を辿りながら、最後までバランスを保てるように、両極の緊張によりエネルギーが生まれているのである。老齢期を迎え、新たに恋や自由を経験しながら人生の最後を生き抜くことができるならば、その人の物語は感動的であり、それはすばらしい映画の題材となりえるだろう。
出演者の中には、高齢の者もいれば、若い者もいた。そんな彼らの顔の下に隠れた才能を見出し、その才能を、映像を通して表現することは僕にとって挑戦だった。きっと映像を通して、出演者たちも自分たちの輝きに気づくだろう。」
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>>> 年金受給だけではまともに暮らしていけない老夫婦が事件を起こす。しかし、その紳士的な振る舞いと生活の現実に、町では評判になってしまう。最後は涙のあったまるお話。(J.S)
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■監督:ガーボル・ロホニ
1966年、ハンガリー生まれ。13歳からカメラを持ち、短編を撮り始めた。演劇、映像芸術大学の映画制作科を卒業しブタペストに移る。1997年、短編『The Magician (手品師)』を製作。17編のドキュメンタリー『indiak (インド)』を監督。
本作が長編初監督作品。
■スタッフ
監督:ガーボル・ロホニ
製作:モーニカ・メーチュ、エルネー・メシュテルハーズィ
撮影:ペーテル・サトマーリ
脚本:バラージュ・ロヴァシュ
原作:ポジュガイ・ジョルト
音楽:ガーボル・マダラース
美術:フイベール・バラージュ
衣装:ヤーノシュ・ブレツクル
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■オフィシャルサイト
http://www.alcine-terran.com/kanpai/
(C) M&M Films Ltd.
原題:KONYEC
2007年/ハンガリー/35mm/107分/アメリカン・ヴィスタ/
翻訳:株式会社フェルヴァント
提供:博報堂DYメディアパートナーズ、J-dream
配給:アルシネテラン
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