カティンの森
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■キャスト マヤ・オスタシェフスカ アルトゥル・ジミイェフスキ ヴィクトリャ・ゴンシェフスカ マヤ・コモロフスカ ヴワディスワフ・コヴァルスキ アンジェイ・ヒラ ダヌタ・ステンカ ヤン・エングレルト アグニェシュカ・グリンスカ マグダレナ・チェレツカ パヴェウ・マワシンスキ アグニェシュカ・カヴョルスカ アントニ・パヴリツキ クリスティナ・ザフファトヴィチ |
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1940年春、国境近くの町でアンナとニカはロシア人少佐の家にかくまわれていたが、クラクフの義母の元へ戻る。義父ヤン教授死亡の報が届く中、アンジェイの生存を信じる母、妻、娘の3人は帰りを待ち続ける。 その頃、収容所で発熱したアンジェイは、イェジから借りたセーターを着て、大将、空軍中尉ピョトルらと共に別の収容所に移送される。イェジはその場に残された。
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芸術――「私が墓参りに行くのは、死者たちと対話を交わすためです。死者の存在を身近に感じるためです。そうしない限り、彼らは立ち去りません。いつまでも私たちに不安をかきたてるのです。過去と親しむこと、それ以外に有意義な未来へ至る道はありません」 歴史――「歴史認識を持たない社会は、人の集合にすぎません。人の集合はその土地から追い出されるかもしれないし、民族としての存在をやめるかもしれません。歴史がわたしたちを結び付けてきたのです。今日、歴史の果たしている役割は以前よりずっと小さくなっています。人間の意識に歴史が占める場所を取り戻すために戦わなくてはならないのです」
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■監督:アンジェイ・ワイダ 1926年ポーランド、スヴァウキ生まれ。第2次世界大戦中には対独レジスタンス運動に参加。戦後、クラクフ美術大学に入学した後、ウッチ映画大学に転学し卒業。1954年、『世代』で長編映画監督デビュー。1957年『地下水道』でカンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞。1981年『鉄の男』でカンヌ国際映画祭パルムドール受賞。 主な長編劇映画作品 『世代』(54) 『地下水道』(56) 『灰とダイヤモンド』(58) 『夜の終わりに』(61) 『すべて売り物』(69) 『白樺の林』(70) 『婚礼』(73) 『約束の大地』(75) 『大理石の男』(76) 『ヴィルコの娘たち』(79) 『鉄の男』(81 ) 『ダントン』(82 ) 『愛の記録』(86) 『悪霊』(88) 『コルチャック先生』(90) 『鷲の指輪』(92) 『聖週間』(95) 『パン・タデウシュ物語』(99) 『仕返し』(02) 『カティンの森』(07) 『菖蒲』(08) ■スタッフ 監督:アンジェイ・ワイダ 原作:アンジェイ・ムラルチク 脚本:アンジェイ・ワイダ、ヴワディスワフ・パシコフスキ、プシェムィスワフ・ノヴァコフスキ 撮影:パヴェウ・エデルマン 音楽:クシシュトフ・ペンデレツキ 美術:マグダレナ・ディポント 衣装:マグダレナ・ビェドジツカ |
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原題:KATYÑ
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