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ジュリー&ジュリア
JULIE & JULIA

2009年12月12日(土)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー


■ストーリー
1949年、フランス。
  政府機関で仕事一筋だったジュリアは、40歳近くまで独身。ところが突然、同じ職場の外交官のポールと電撃結婚。ポールの転勤に伴い、パリにやって来た。
 食べることが大好きなジュリアだったが、パリでの料理のおいしさに感銘を受け、料理学校ル・コルドン・ブルーのプロ養成クラスに通うことを決意する。
  学校では料理をと探求し、昼休みには愛する夫と愛を育むジュリア。料理と愛でいっぱいの幸せな日々である。最初は玉ネギ一つ満足に切れなかったが、持ち前の負けん気で自宅でも猛特訓、3週間でかなりの上達を見せる。お気楽な主婦の暇つぶしだと思っていた周囲からも見直され、何よりジュリア自身が「自分でもビックリの素質よ」と喜ぶ。
 めきめき料理の腕をあげていったジュリアは、料理本を執筆中だと言う友人たちと意気投合、この出版プロジェクトに加わることになるが・・・

 


■キャスト
ジュリア・チャイルド:メリル・ストリープ
ジュリー・パウエル:エイミー・アダムス
ポール・チャイルド:スタンリー・トゥッチ
エリック・パウエル:クリス・メッシーナ
シモーヌ・ベック:リンダ・エモンド
 




       

 

2002年、ニューヨーク。
 29歳、公共機関に勤めるジュリー・パウエル。友人たちはそれぞれ仕事での成功を収めているのに、彼女は小説家になる夢を断念、9.11事件の事後処理に追われている。おまけに住まいはガタガタ揺れるピザ屋の2階。
 今のままではだめだ。人生を変えなければ──そう思い始めたジュリーは、まだ幼い頃からずっと憧れていた、ジュリア・チャイルドの料理本に載っている全524のレシピを1年間365日で作り、自分のブログにアップしていくことを思いつく。

 無謀とも思える計画だが、ジュリーは編集者の夫エリックの支えにより、毎日新しい料理にチャレンジしていく。
  ジュリーの料理への賛辞を、日々欠かさないエリック。47日間で65のレシピ再現に成功した頃には、徐々にブログへの書き込みが届くようになる。
 そして迎えたジュリー30歳の誕生日。夫の声援やブログ読者の多くの声を励みに、ジュリーは試行錯誤を繰り返し悪戦苦闘しながらも次々とレシピをこなしていく。  そんな中、有名な料理本編集者との約束をドタキャンされたことにショックを受け、完全にヘコむジュリーだが・・・

※   ※   ※

 

       
 




       


■プロダクション・ノートより

■ジュリア・チャイルドは食卓の革命家
ジュリア・チャイルドの「My Life in France」は、ジュリアがアメリカ人外交官ポール・チャイルドの妻として第2次世界大戦後のパリで過ごした日々について書いたもの。
彼女は、アメリカ人女性として初めてル・コルドン・ブルーで学び、英語による料理本「Mastering the Art of French Cooking」を共著し、フランス料理をアメリカに紹介した。
この本が人気を博し、料理番組に出演するようになった彼女は、全米中でその名を知らぬ人はいないほどの有名人になった。
アメリカ人を缶詰や冷凍食品や加工食品から遠ざけ、溢れんばかりの喜びをもって作られた、新鮮で味わい深い食事へと導いた最大の功労者である。

■ジュリー・パウエルはブログの女王
2002年、ニューヨークに暮らすジュリーは、ジュリアの料理本に載っている524のレシピを365日で作り、その奮闘ぶりをブログに更新することにした。彼女の努力の成果を喜んでたいらげる夫エリックの応援を得ながら、ジュリーは1年がかりのプロジェクトを始めた。
ジュリーはブログのパイオニアの一人だった。彼女のブログの人気は高まり、台所での奮闘を綴った「Julie & Julia: My Year of Cooking Dangerously」が、2005年に出版された。しかし、その前から、ニューヨーク・タイムズのフードライター、アマンダ・ヘッサーが書いた記事などを通じ、製作のエリック・スティールはジュリーに注目していた。「僕が彼女のことを知った頃には、既に何千人もの人たちが彼女のブログを毎日読んでいた」

 

 









■監督・製作・脚本:ノーラ・エフロン
1941年、ニューヨーク生まれ。両親共に脚本家。「ニューヨーク・ポスト」のリポーター、「エスクァイア」、「ニューヨーク・タイムズ」のライターとして活躍。2冊のエッセイ集がベストセラーになり、シナリオライターに転身。
現在はジャーナリスト、小説家、劇作家、映画脚本家、監督。最初の注目作は、共同で脚本を書いた『シルクウッド』(83)。主なヒット作には、『心みだれて』(86)、『恋人たちの予感』(89)、『めぐり逢えたら』(93)、『ユー・ガット・メール』(98)など。著書「I Feel Bad About My Neck: And Other Thoughts on Being a Woman」が、全米No.1ベストセラー。


■スタッフ
監督:ノーラ・エフロン
製作:ローレンス・マーク、ノーラ・エフロン、エイミー・ロビンソン
脚本:ノーラ・エフロン
原作:「My Life in France」ジュリア・チャイルドwithアレックス・プリュドム
原作:「Julie & Julia」ジュリー・パウエル
撮影:スティーヴン・ゴールドブラット, ASC BSC
美術:マーク・リッカー
編集:リチャード・マークス, A.C.E.
衣装:アン・ロス
音楽:アレクサンドル・デスプラ
料理コンサルタント:スーザン・スパンゲン
エグゼクティブ・シェフ:コリン・フリン

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://www.julie-julia.jp/

原題:JULIE & JULIA
2009年/アメリカ/ビスタサイズ/2時間3分
字幕翻訳:古田由紀子
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント