カラヴァッジョ 天才画家の光と影
|
■キャスト アレッシオ・ボーニ(カラヴァッジョ) クレール・ケーム(フィリデ・メランドーニ) ジョルディ・モリャ(デル・モンテ枢機卿) パオロ・ブリグリア(マリオ・ミンニーティ) ベンジャミン・サドラー(オノリオ・ロンギ) エレナ・ソフィア・リッチ(コンスタンツァ・コロンナ侯爵夫人) |
|||||||||||||
|
フィリデのことが忘れられないカラヴァッジョは、彼女をモデルにする権利を賭けラヌッチョにテニス対決を挑み勝ち取った。モデルに乗り気ではなかったフィリデだが、彼の描く絵に感動し、その熱い思いのまま二人は激しく愛し合う。その頃、巷ではチェンチ殺害事件の話題でもちきりだった。チェンチ男爵の娘ベアトリーチェとダルピーノの工房で言葉を交わしたこともあるカラヴァッジョは、殺人の罪を着せられ首を斬り落とされる彼女の姿を目に焼き付け、フィリデをモデルに迫力あるユディトの絵を完成させる。だが、フィリデは、娼婦として暮らさなければならない自分を理解してくれないカラヴァッジョのもとを去っていく。 その頃、教会では異端粛正が続き、火刑に処せられたドミニコ会修道士ジョルダーノ・ブルーノの末期の苦悶を見届けたカラヴァッジョは、聖人も人間だと考え《聖マタイと天使》を描く。しかし人間的すぎる聖人像だと教会に受け取りを拒否され、街での乱闘騒ぎで鬱憤を晴らすしかなかった。 ※ ※ ※
|
|||||||||||||
撮影監督:ヴィットリオ・ストラーロ ・・・映画『カラヴァッジョ 天才画家の光と影』の撮影を依頼された時、たとえ私の仕事が壁の落書きや砂の上をなぞるメッセージほどにしかならないとしても、全身全霊で打ち込もうと思った。私は永遠に学び続ける生徒であり、哲学やあらゆる芸術に関する知識の領域を広げられるチャンスを求め続けている。
|
||||||||||||||
|
■監督:アンジェロ・ロンゴーニ 1956年、イタリア・ミラノ生まれ。ミラノ、ピッコロ劇場の演劇学校卒業。脚本賞に応募した“Caccia alle mosche”で注目される。監督作品に、“Uomini senza donne”(95) 、“Facciamo fiesta”(97)、“Naja”(97)、“Non aver paura”(05)などがある。 ■撮影:ヴィットリオ・ストラーロ ■スタッフ 監督:アンジェロ・ロンゴーニ 脚本:ジェームズ・キャリントン、アンドレア・ブルガトーリ 撮影監督:ヴィットリオ・ストラーロ 音楽:ルイス・バカロフ 美術:ジャンティート・ブルキエッラーロ 衣装:リア・モランディーニ |
|||||||||||||
|
原題:Caravaggio |
|||||||||||||
|
||||||||||||||