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50歳の恋愛白書
THE PRIVATE LIVES OF PIPPALEE

2010年2月5日(金)TOHOシネマズみゆき座ほか全国公開


■ストーリー
 成長した二人の子供を持ち、30歳も年上のベストセラー作家の夫と、一見幸せな生活を送っていたピッパ・リー。
社交の場でも良き妻、良き母として振る舞い、誰もが「理想の女性」と羨む彼女だったが、本当のピッパについて、長年の友達もあまりよく知らない。彼女には、人に知られたくないいくつもの過去があった。

青春時代
 自己中心的な父と薬物中毒の母親の元で育てられたピッパは、10代のある日、家を出る決意をする。ピッパが助けを求めたのは、ニューヨークに住む叔母。レズビアンの彼女と同居するうちに、叔母がかわいがる女性カットの影響を受けて、麻薬とセックスに溺れていくピッパ。
 そんな自堕落な生活から助け出してくれたのが、30歳年上の出版王、ハーブ・リーとの出会いだった。
 しかし、ハーブとの恋に払った代償は、予測もしてないほど大きなトラウマとなって、彼女につきまとうことになった。

 


■キャスト
ロビン・ライト・ペン
アラン・アーキン
マリア・ベロ
モニカ・ベルッチ
ブレイク・ライヴリー
ジュリアン・ムーア
キアヌ・リーヴス
ウィノナ・ライダー
 




       

 

結婚
 苦難を乗り越えて、ハーブと結婚したピッパは、裕福な主婦として、新しい生活を歩み始める。今度こそ安定した幸せを手に入れるんだと、忠実な妻の役割をきちんと演じ始めた彼女に、人が聞いたら眉をしかめるような過去があったことを知る人は、夫以外誰もいない。やがて二人の子供にも恵まれ、世間が「幸せ」と呼ぶ、安定した生活を送っていたが・・・

※   ※   ※

 

       
 




       


■プロダクション・ノートより

レベッカ・ミラーは「The Private Lives of Pippa Lee(原作原題))」を小説として書き下ろした。彼女が最初に構想を持ち始めたのは、今から10年近く前だったという。
きっかけとなったのは、20年ぶりの旧友と再会した同窓会だ。「若い頃は無責任な行動ばかりとっていた子が、立派な母親、妻になっているのを見て、いったい何が起こったんだろうと思ったの。ひとりの人間のアイデンティティがこれほどまで変わった時、果たして内面も本当に変わるのかしら、と。」


 

 









■監督・脚本:レベッカ・ミラー
1962年コネチカット生まれ。父は戯曲家のアーサー・ミラー。女優として、『心の旅』(91)、『隣人』(93)、『ウィンズ』(93)などに出演。
監督・脚本家としての作品には、『アンジェラ』(95)、『Personal Velocity』(02)、『The Ballad of Jack and Rose』(05)などがある。
08年に小説『The Private Lives of Pippa Lee』を出版。世界30カ国で出版されている。


■スタッフ
監督・脚本:レベッカ・ミラー
衣装:ジェニファー・ウォン・メイラウザー
プロダクション・デザイン:マイケル・ショウ
音楽:マイケル・ロハサン
撮影監督:デクラン・クイン
製作総指揮:ブラッド・ピット
製作:デデ・ガードナー、レモア・シヴァン

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://50love.gaga.ne.jp/

(C) Lam Duc Hien,Photographer
(C) Central Films Sarl,Morena Films SL,BetterWide Limited,Lumiere International limited,LBF10Limite.2009,Studio Canal,All Rights Reserved.

原題:THE PRIVATE LIVES OF PIPPALEE
2009年/アメリカ/98分/ビスタサイズ
字幕翻訳:松岡葉子
配給:ギャガ