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■キャスト ロバート・デ・ニーロ アル・パチーノ カーティス・ジャクソンー カーラ・グギーノ ジョン・レグイザモ ドニー・ウォールバーグ ブライアン・デネヒー トリルビー・グローヴァー ロブ・デューディック |
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犯行内容が分析されるにつれて、犯人像が浮かび上がってきた。ペレズはタークを疑い始める。悪を許せない異常なほどの正義感、一発のミスもない射撃の腕前、状況証拠は全てタークを指し示していた。タークの恋人で科学捜査官のカレンもまた、思うところがあるかのように、現場写真やカードなどの証拠品を洗い直していた。 次なる被害者は、大勢の少年たちを犯した性犯罪者の神父だった。タークは彼の死体を見て、激しく動揺する。子供の頃、彼から初聖体を授けられたのだ。個人的に被害者と知り合いだったことで、タークの立場はますます悪くなる。「俺にはわかる。間違いなくタークじゃない」たった一人、ターク犯人説をキッパリと否定するルースター。
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ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノ。過去30年にわたって数々のヒット作に出演し、素晴らしい演技で知られている2人だが、同じスクリーン上に現れたことはほんの数分しかない。『ボーター』は、全編にわたって彼らを同時に目にすることのできる、記念すべき最初の作品だ。 アヴネット監督は、ドラッグ・ディーラーのスパイダー役に、音楽の世界ではスーパースターだが、演技については新人であるカーティス・ジャクソンを起用した。ジャクソンは、「読み合わせをしている時、テーブルの下で、両足がぶるぶる震えていたよ。2人と一緒のシーンの時は、無意識に彼らの癖を盗んだり、同じようにふるまったりしていた。演じている時も、まるで2人に導かれているように感じたね」と語る。
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■監督・製作:ジョン・アヴネット 1949年、ニューヨーク、ブルックリン生まれ。映画作品やTVドラマシリーズなど、25年で50作以上の監督・製作を手がける。 映画監督としては、91年に『フライド・グリーン・トマト』でデビューし、その他の作品に、『8月のメモワール』(94)、『アンカーウーマン』(96)、『北京のふたり』(97)、『88ミニッツ』(07)など。製作として『卒業白書』(83)、『レス・ザン・ゼロ』(87)、『三銃士』(93)、『男が女を愛する時』(94)、『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』(04)などがある。 ■スタッフ 監督:ジョン・アヴネット 脚本:ラッセル・ジェウィルス 製作:ロブ・コーワン、アヴィ・ラーナー、ランドール・エメット、ジョン・アヴネット、ラティ・グロブマン、アレクサンドラ・ミルチャン、ダニエル・M・ローゼンバーグ 製作総指揮:ダニー・ディムボート、ボアズ・デヴィッドソン、ジョージ・ファーラ、トレヴァー・ショート 撮影:ドニ・ルノワール 編集:ポール・ハーシュ キャスティング:ナンシー・クロッパー プロダクションデザイン:トレイシー・ギャラハー 衣装デザイン:デブラ・マクガイア 音楽:エドワード・シェアマー |
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原題:Righteous Kill |
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