9 〈ナイン〉-9番目の奇妙な人形-
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■キャスト/声 9 イライジャ・ウッド 5 ジョン・C・ライリー 7 ジェニファー・コネリー 1 クリストファー・プラマー 6 クリスピン・グローヴァー 2 マーティン・ランドー 8 フレッド・ターターショー |
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2は9をかばって連れ去られてしまった。気を失っていた9を助けたのは他のナンバーをつけた人形たちだった。リーダーの“1”、人のいい職人の“5”、風変わりな芸術家“6”、そして腕力自慢の“8”。彼らは機械獣の脅威に怯えながらも、その小さなコミュニティで慎ましく暮らしていた。9は彼らに2を救出に行こうともちかけるが、慎重で保守的な1に阻止される。気持ちを抑えきれない9は5を誘って機械獣たちの棲み家へと向かう。 人類はなぜ滅びたのか?9体の人形は何のために作られたのか?戦いの中で次第に明らかになってゆく謎。未だ見ぬ黙示録が今、幕を開ける・・・。
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本作のプロデューサー、ジム・レムリーは、『9』がアカデミー賞候補となる以前からこの物語に惹きつけられていた。彼の助手が持っていた『9』のDVDを観たレムリーは、アゴが外れるほど驚いたという。「何度も何度も見直したよ。シェーンは人間でさえないものを通して人間性を伝えていたんだ」と彼は振り返る。 ティムール・ベクマンベトフが言葉を添える。「観客として、シェーンの短編映画の虜になった。だからその物語がどうなるのか、その前に何が起こったのか、知りたくなったんだ。シェーンを助けて、彼の壮大で、意味深く、楽しい映画のビジョンを支援したいと思った」。
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■監督・原案:シェーン・アッカー 1971年米イリノイ州ホイートン生まれ。UCLAで建築(2000年)とアニメーション(04年)の2つの修士号を取得。UCLAの卒業制作映画として11分間の短編映画『9』の脚本・監督・動画製作を行い、04年に完成させた。『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』(03)にはアニメーターとして参加し。06年には『9』でアカデミー賞の最優秀短編アニメーション作品賞にノミネート。 『9』はサンダンスやシネクエストなど、世界中で10か所以上の映画祭で上映され、05年、サンディエゴのコミックコンのイベントにおいて、最優秀アニメ映画賞と特別審査員賞を受賞。本作『9』は監督として初の長編映画。 ■スタッフ 監督・原案:シェーン・アッカー 脚本:パメラ・ぺトラー 製作:ジム・レムリー 製作:ティム・バートン 製作:ティムール・ベクマンベトフ 共同製作:ジンコ・ゴトー 編集:ニック・ケンウェイ テーマ曲:ダニー・エルフマン 音楽:デボラ・ルーリー |
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原題:9 |
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