約束の葡萄畑
|
■キャスト ソブラン・ジョドー:ジェレミー・レニエ 天使ザス:ギャスパー・ウリエル オーロラ・ド・ヴァルデー:ヴェラ・ファーミガ セレスト:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ ヴリー伯爵:パトリス・ヴァロタ |
|||||||||||||
|
1年が経ち、ザスと再会したソブランは、ザスの庭の葡萄樹を与えられる。その見返りは、毎年、同じ夜、同じ場所で彼と会うこと。ザスは葡萄を育てる土壌=テロワールの大切さと、ワイン造りの奥義をソブランに語った。 再び葡萄づくりに精を出し、ソブランの最初のワインが出来上がった。1815年のヴィンテージをもつ彼のワインは、ヴリー伯爵も認めるところとなり、彼の姪でパリから戻ってきた男爵夫人のオーロラ・ド・ヴァルデーも彼のことを一目置くようになる。その一方、ソブランの生活は安定しなかった。ワイン造りにかける野心が、彼の生活を苦しめた。 やがてヴリー伯爵が亡くなり、ソブランは、ワイナリーを引き継いだオーロラよりチーフ醸造家として迎え入れられる・・・
※ ※ ※
|
|||||||||||||
ニキ・カーロ監督インタビュー Q:どうやってファンタジーとリアリティのバランスを取ったのでしょうか。 Q:天使は何の比喩になっているのでしょうか? フィロキセラ (プレス資料より) |
||||||||||||||
|
■監督:ニキ・カーロ 1966年、ニュージーランド、ウェリントンに生まれる。 オークランド大学のイーラム・スクール・オブ・ファインアーツで現代美術を学ぶ。オーストラリアのメルボルンにあるスウィンバーン映画・テレビ専門学校で脚本と演出を学ぶ。 92年、『The Summer the Queen Came』はニュージーランド映画・テレビ賞のテレビ部門の脚本賞と監督賞にノミネートされる。94年には短編『Sure to Rise』がカンヌ映画祭の短編部門に招待され、96年にはドキュメンタリー作品『Footage』がヴェネツィア映画祭で上映される。 98年、ピーター・ウェルズの短編小説を題材に、自ら脚本を書いた長編『Memory & Desire』を発表。カンヌ映画祭の批評家週間に出品されて注目を集める。 02年、『クジラの島の少女』を発表。ケイシャ・キャッスル=ヒューズがアカデミー賞主演女優賞ノミネートされたほか、インディペンデント・スピリッツ賞の外国映画賞、サンダンス映画祭の観客賞、ロッテルダム国際映画祭の観客賞、ニュージーランド映画・テレビ賞の脚本賞と監督賞などを受賞。 05年に、鉱山で働く女性がセクシャル・ハラスメントに対する勝利を勝ち取るまでを描いた『スタンドアップ』を監督。本作は長編第4作となる。 ■スタッフ 監督:ニキ・カーロ 原作:エリザベス・ノックス 脚本:ニキ・カーロ、ジョーン・シェッケル 製作:ロビン・レイン、パスカル・ジュドルヴィチ、ルディ・ボーケン、ローリー・パーカー、ニキ・カーロ 撮影監督:ドゥニ・ルノワール (AFC, ASC) 美術:グラント・メイジャー 編集:デイヴィッド・コウルソン 音楽:アントニオ・ピント 衣装:ベアトリス・アルナ・パストール メイク:デニース・カム |
|||||||||||||
|
原題:The Vintner’s Luck |
|||||||||||||
|
||||||||||||||