隠された日記
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■キャスト カトリーヌ・ドヌーヴ マリナ・ハンズ マリ=ジョゼ・クローズ ミシェル・デュショーソワ ジャン=フィリップ・エコフェ キャロル・フランク エレオノール・イルト ジェラール・ワトキンス ロマーノ・オルザリ ナンヌス・ラボルド |
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ルイーズはとても美人で、いつも素敵な洋服を身にまとっていた。愛する子供たちと、自分を愛してくれる夫、何不自由のない幸せな生活。貧しい家の出だった彼女にとって、ジルとの結婚は願ってもないことだった。しかし、ルイーズは良き妻、良き母として家庭だけに縛られる生活ではなく仕事を持つことを望んだが、夫のジルは取り合ってくれない。それでも、少しでも自分らしく生きようと悩み葛藤したルイーズは、写真や英会話を習い始めた。女性が社会に出ることが難しかった1950年代、当時の女性にはとても珍しいことで、ルイーズは常に話題の的となった。主婦が家庭から離れて新しいことを始めること、それは当時の人々の慣習に反することであり、世間体を気にする夫は、ルイーズに習い事の全てを辞めさせた。 ※ ※ ※
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ジュリー・ロペス=クルヴァル監督インタビュー
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■監督・脚本・脚色・台詞:ジュリー・ロペス=クルヴァル 1972年生まれ。造形美術を学んだ後、フランスの名門演劇学校Cours Florentに入学。その後、複数の舞台演劇作品の脚本、演出を務める。アルテ(仏独語のヨーロッパ文化テレビ放送局)で放映されたヴァレリー・ミネット監督の中編『Adolescents』の脚本を担当。 01年、初監督短編作品『Mademoiselle Butterfly』がカンヌ国際映画祭にノミネートされる。同年、エリック・ヴァニアール監督の中編『Une affaire quiroule/仮題:快調なビジネス』の脚本を担当。 02年、初めての長編監督作品『海のほとり/原題:Bord de mer』が、カンヌ国際映画祭のカメラドールを受賞。03年、共同脚本をしたフランソワ・ファヴラ監督の『彼女の人生の役割/原題:Le role de sa vie』で、第28回モントリオール世界映画祭最優秀脚本賞を受賞。監督・脚本を務めた2本目の長編作品、『正しい恋愛小説の作り方/原題:Toi et moi』(06)は、数々の映画祭に出品された ■スタッフ 監督:ジュリー・ロペス=クルヴァル 脚本:ジュリー・ロペス=クルヴァル、ソフィー・イエ 脚色・台詞:ジュリー・ロペス=クルヴァル 撮影:フィリップ・ギルベール 演出:エリック・グランジャン 衣装:ドロテ・ギロー 美術:フィリップ・ヴァン・エルウィネン オリジナル映画音楽作曲:パトリック・ワトソン 音楽:オリヴィエ・シロワ プロデューサー:アラン・ベンギーギ |
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原題:Meres et Filles |
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