赤い靴:デジタルリマスター・エディション
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■キャスト ヴィクトリア・ペイジ:モイラ・シアラー ボリス・レルモントフ:アントン・ウォルブルック ジュリアン・クラスター:マリウス・ゴーリング イワン・ボレスラフスキー:ロバート・ヘルプマン グリシャ・リュボフ:レオニード・マシーン |
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一座は主役を失ったままパリからモンテカルロへ向かった。レルモントフは、此処で、かねてから企画していた新作バレエ「赤い靴」に着手、作曲にクラスター、プリマ・バレリーナにヴィッキーを抜擢する。大きなプレッシャーを、飽くなき情熱と、互いへの信頼で乗り越えていくヴィッキーとクラスター。2週間後、バレエ「赤い靴」の初演は華々しい成功を収め、ヴィッキーとクラスターは一夜にして大スターとなったのである。 レルモントフ・バレエ団のその後の勢いは、とどまることを知らなかった。そして、名声と注目の中心は、勿論、プリマとなったヴィッキーだった。「奇妙な店」「コッペリア」、そして「レ・シルフィード」。
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映画『赤い靴』に登場するバレエ演目 『白鳥の湖』Swan Lake ロンドンの由緒あるマーキュリー劇場で踊るヴィッキーを、客席からじっと見つめるレルモントフ。モンテカルロ歌劇場で踊る彼女に指揮台から投げキッスを送るジュリアン。そしてヴィッキーがバレエ団を去った後呼び戻された先輩バレリーナ、ボロンスカヤの舞台の3つの場面。 『ジゼル』Giselle パリ・オペラ座ガルニエ宮でのドレス・リハーサルで、ボロンスカヤは婚約を発表。本番を踊る彼女に、レルモントフは冷ややかな視線を向け、本番の舞台袖で「バレエと結婚の両立は不可能だ」と切り捨てる。 『奇妙な店』La Boutique Fantasque 新作バレエ『赤い靴』を成功させたレルモントフ。その後ヴィッキーは、バレエ団のレパートリーを次々と主演していく。 (プレス資料より転載) |
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■製作・脚本・監督:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー 1939年から18年間コンビを組み、共同で設立したアーチャーズ・プロダクションズで脚本からプロデュースまで引き受け、19本の長編映画を製作。パウエルは1905年、英カンタベリー生まれ。ヒッチコックなどの助監督を経て監督になり、プレスバーガーと組んだ。90年、84歳で死去。プレスバーガーは1902年ハンガリー生まれ。ドイツ映画界で脚本を書き、イギリス映画界に転じた。88年死去。 ■スタッフ 製作・脚本・監督:マイケル・パウエル エメリック・プレスバーガー 音楽:ブライアン・イースデル 指揮:サー・トーマス・ビーチャム 演奏:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 撮影:ジャック・カーディフ 編集:レジナルド・ミルス 美術監督:ハイン・ヘックロス 録音:ゴードン・K・マッカラム、チャールズ・プルトン テクニカラー撮影:ジョージ・ガン、E・ホーグ 振付:ロバート・ヘルプマン、レオニード・マシーン |
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Licensed by ITV Studios Global Entertainment Ltd. and Distributed by Park Circus Limited.) 原題:The Red Shoes 1948年イギリス映画/136分/スタンダード デジタル上映 配給:デイライト、コミュニティシネマセンター |
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