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ふたりのヌーヴェルヴァーグ 
ゴダールとトリュフォー

Deux de la Vague

2011年7/30(土)-9/2(金)新宿K's cinema にて限定ロードショー


■ドキュメンタリー
 フランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダール。
名場面、インタビュー映像とともに、映画の伝説となったフランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダールを現代の視点から一望する。

 ヌーヴェル・ヴァーグは、映画が誕生して以来のもっとも大きな衝撃と改革だった。 彼らは、多くの映画を見ることで映画を作り始めたシネフィルたち、“映画の新世代”であった。
 批評家であると同時に映画監督である彼らの、書くことと撮ることの相互作用によるユニークな作品群は、映画史における最初のムーヴメントであり、現代人が生きるこの世界を、現在形で様式化していく。

 


■キャスト
フランソワ・トリュフォー
ジャン=リュック・ゴダール
ジャン=ピエール・レオー
イジルド・ル・ベスコ
 



       

 

 1959年5月、カンヌ国際映画祭で、トリュフォーの『大人は判ってくれない』は、がセンセーショナルを巻き起こす。一躍ヌーヴェル・ヴァーグの名を世界に知らしめたトリュフォーは、カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。そしてゴダールが『勝手にしやがれ』を発表。ヌーヴェル・ヴァーグの評価は確固たるものとなり、ふたりの友情も映画とともに永遠に続くかにみえた。

 しかし1968年5月革命の後、歴史と政治がふたりの仲を引き裂いていく。そして、ふたりの間で大きく運命を翻弄されるトリュフォーの分身・俳優ジャン=ピエール・レオー……。

※   ※   ※

 

       
 




       


■プロダクション・ノートより

フランス映画の今を作った、世界中から敬愛されるふたりの監督に迫る本作は、2009年のカンヌ映画祭でヌーヴェル・ヴァーグ50周年記念作品として上映され、その後更なる編集を加えて2010年10月に完成。
その完成のために奔走したのが、ヌーヴェル・ヴァーグの拠点となった「カイエ・デュ・シネマ」誌の元編集長アントワーヌ・ド・ベック。映画史研究家でもありトリュフォーやゴダールの評伝本の著者でもある彼の資料収集と映画史的な構成力が、この映画の大きな原動力となった。

これまで数々のドキュメンタリーを監督してきたエマニュエル・ローランは、実際にはトリュフォーやゴダールに会ったことはないものの、トリュフォーの分身ともいえるレオーが演じた“アントワーヌ・ドワネル”を「兄」のような存在として生きてきたのだという。この映画に収められた当時の貴重な資料映像に関して、「それらはgoogleなどでは見つけられないものです。この映画は、いまでは忘れ去られている貴重な文書や映像への愛を打ち明けたものです」と語っている。

また本作には、ゴダール、トリュフォー、レオーの3人に加え、第4の人物が登場する。ほとんどが資料映像ばかりで構成される本作もあって、唯一新たに撮影されたシークエンスに登場するイジルド・ル・ベスコである。女優でもあり、自ら映画も監督する彼女の役割について、「過去と現在の架け橋」としての存在なのだと監督は語る。「そしてまた、私たちはトリュフォーの映画の信念にも忠実に従ったのです。それはつまり、映画を成功させるためには画面に若くきれいな女性の顔を映し出すべきだ、ということです」。

(プレス資料より転載)

 

 









■脚本:アントワーヌ・ド・ベック
1962年生まれ。歴史家、映画批評家、映画史家。パリ第10大学教授。「カイエ・デュ・シネマ」誌編集長、「リベラシオン」紙文化面編集長を歴任。現在は、パリ第10大学で教鞭をとっている。
これまでの著作としては、1996年にセルジュ・トゥビアナとの共著で、評伝「フランソワ・トリュフォー」(稲松三千野訳、原書房)を出版、2010年にジャン=リュック・ゴダールの評伝「Godard」。その他、ヌーヴェル・ヴァーグ、映画史、フランス史などに関する数多くの著書がある。
『ふたりのヌーヴェルヴァーグ』は初めて脚本を担当したドキュメンタリー作品。

■監督:エマニュエル・ローラン
1950年生まれ。作家、映画監督。映画館の最前列に座り独学で映画を学ぶ傍ら、編集者としてキャリアをスタートさせた。1984年、独立系映画製作会社、Films a Trois を設立。
監督作品には本作のほか、サリー・ブレイクとの共作『Le Dernier Voyage de Leonard』 (2010)がある。
過去の作品として、『Le Vagabond』 (モーパッサン原作、脚本、監督)、三部構成のミュージカル・コメディ『Le Cantique des Cantines』、『Nord Tchad』(リオネル・クザンとの共同作品)、『Derriere chez nous』3部作などのドキュメンタリー作品がある。


■スタッフ
監督エマニュエル・ローラン
脚本:アントワーヌ・ド・ベック
製作:エマニュエル・ローラン
編集:マリー=フランス・クエノ
撮影:ニコラス・ド・ペンシエ 、エティエンヌ・カルトン・ド・グラモン
録音:アンリ・マイコフ


     

 

 

   


■オフィシャルサイト
www.cetera.co.jp/nv 

(C)Films a Trois 2009

ヌーヴェル・ヴァーグ生誕50年記念作品 
2009年カンヌ映画祭カンヌクラシック部門正式上映
2010/フランス/モノクロ・カラー/HD/97分
字幕監修:山田宏一
日本語字幕:寺尾次郎
配給:セテラ・インターナショナル