ふたりのヌーヴェルヴァーグ
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■キャスト フランソワ・トリュフォー ジャン=リュック・ゴダール ジャン=ピエール・レオー イジルド・ル・ベスコ |
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1959年5月、カンヌ国際映画祭で、トリュフォーの『大人は判ってくれない』は、がセンセーショナルを巻き起こす。一躍ヌーヴェル・ヴァーグの名を世界に知らしめたトリュフォーは、カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。そしてゴダールが『勝手にしやがれ』を発表。ヌーヴェル・ヴァーグの評価は確固たるものとなり、ふたりの友情も映画とともに永遠に続くかにみえた。 ※ ※ ※
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これまで数々のドキュメンタリーを監督してきたエマニュエル・ローランは、実際にはトリュフォーやゴダールに会ったことはないものの、トリュフォーの分身ともいえるレオーが演じた“アントワーヌ・ドワネル”を「兄」のような存在として生きてきたのだという。この映画に収められた当時の貴重な資料映像に関して、「それらはgoogleなどでは見つけられないものです。この映画は、いまでは忘れ去られている貴重な文書や映像への愛を打ち明けたものです」と語っている。 また本作には、ゴダール、トリュフォー、レオーの3人に加え、第4の人物が登場する。ほとんどが資料映像ばかりで構成される本作もあって、唯一新たに撮影されたシークエンスに登場するイジルド・ル・ベスコである。女優でもあり、自ら映画も監督する彼女の役割について、「過去と現在の架け橋」としての存在なのだと監督は語る。「そしてまた、私たちはトリュフォーの映画の信念にも忠実に従ったのです。それはつまり、映画を成功させるためには画面に若くきれいな女性の顔を映し出すべきだ、ということです」。 (プレス資料より転載) |
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■脚本:アントワーヌ・ド・ベック 1962年生まれ。歴史家、映画批評家、映画史家。パリ第10大学教授。「カイエ・デュ・シネマ」誌編集長、「リベラシオン」紙文化面編集長を歴任。現在は、パリ第10大学で教鞭をとっている。 これまでの著作としては、1996年にセルジュ・トゥビアナとの共著で、評伝「フランソワ・トリュフォー」(稲松三千野訳、原書房)を出版、2010年にジャン=リュック・ゴダールの評伝「Godard」。その他、ヌーヴェル・ヴァーグ、映画史、フランス史などに関する数多くの著書がある。 『ふたりのヌーヴェルヴァーグ』は初めて脚本を担当したドキュメンタリー作品。 ■監督:エマニュエル・ローラン |
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ヌーヴェル・ヴァーグ生誕50年記念作品 |
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