幸せパズル
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■キャスト マリア・オネット ガブリエル・ゴイティ アルトゥーロ・ゴッツ ヘニー・トライレス フェリペ・ビリャヌエバ フリアン・ドレゲール |
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叔母が教えてくれたパズル専門店で「パズル大会のパートナー募集」と言う広告に興味をそそられた彼女は、家族に内緒で新しい世界へ足を踏み入れる。広告主は、パズル大会の常連という大富豪の独身紳士ロベルト。ジグソーの常識にとらわれない彼女独自の才能に驚いたロベルトは、一緒に世界選手権をめざそうと誘う。夫に嘘をついて外出の口実を作り、彼の邸宅に通ってゲームの規則を学んでいくマリア。一気に花開いていく彼女の才能なら、世界予選となる全国大会を制することも夢ではない。しかし、世界大会への出場は、遠くドイツへの旅を意味するものだった。 マリアは、思い切って全国大会出場への意志を家族に打ち明けるが、夫からは一笑に付され、息子たちからも、相手にされない。皆、それぞれ自分の生活に忙しい。自分の情熱に理解が得られず、マリアはますますジグソーにのめりこんでいく・・・
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ナタリア・スミルノフ監督インタビュー もちろん!ただし、百万ピースのパズルですが。 Q:現代アルゼンチン、およびラテンアメリカ社会の女性解放についてこの映画は何かを発していますか? 誰にでも自由は必要です。そして誰もが正当に扱われなければならない。しかしわが国では未だに家庭内暴力による死が多く存在しています。「マチスモ神話」が根強く残っており、人々の文化や結婚生活に大きく影響しています。
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■監督・脚本: ナタリア・スミルノフ 1972年、ブエノスアイレス生まれ。大学時代はシステム・エンジニアリングを学ぶかたわら、ケーブルテレビ局のプログラム・ディレクターとして働く。21歳のある日、乗っていた飛行機が墜落しそうになり、初めて死を意識したのを契機に、エンジニアリングの勉強を中断して映画大学に編入。3年後にはテレビ局も辞めて、映画界に進む。 10年の経験を経て、長編第1作は、自ら脚本を書いた『幸せパズル』。 ■スタッフ 監督・脚本:ナタリア・スミルノフ 撮影:バルバラ・アルバレス 美術:マリア・ユーゲニア・スエイロ 衣装:フリオ・スアレス 編集:ナターシャ・バレルガ 音楽:アレハンドロ・フラノフ 製作:ガブリエル・パストーレ、カロリーヌ・ダイノー、ルイス・サルトル、ナタリア・スミノフ 製作総指揮:ガブリエル・パストーレ |
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2009年/アルゼンチン・フランス合作/スペイン語/1×1.85/90分 日本語字幕:松岡葉子 配給:ツイン |
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