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クリスマスのその夜に
Home for Christmas

2011年12月3日より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国順次公開


■ストーリー
 ノルウェーの小さな町。イヴだというのにパウルには帰る家がない。妻のトネに追い出され、まだ幼い息子と娘に、もう7週間も会っていない。妻はすでに新しい恋人と暮らし始めていた。子供たちにプレゼントも渡せないと、友人に嘆くパウルはある密かな計画を立てていた・・・・。

 聖なる日だというのに、トマスは嘘をついてしまった。イスラム教徒だから、クリスマスのお祝いはしないという上級生の少女ビントゥに、「うちもそうだ。サンタも信じてない」と告げてしまったのだ。本当は家族がごちそうを用意して待っているというのに、ビントゥに誘われるままに彼女の家に立ち寄るトマス・・・。

 


■キャスト
ニーナ・サンジャニ
イゴル・ネセメル
トロン・ファウサ・アウルヴォーグ
フリチョフ・ソーハイム
ライダル・ソーレンセン
 




       

 

 最高のイヴが一瞬で最低になってしまった。カリンは、不倫相手のクリステンの「クリスマスが終わったら離婚する」という約束を信じていた。去年もそういいながらできなかったけれど、今年こそはきっと―だからそんなカリンの一途な願いは、クリステンの「子供たちがいる間は分かれられない」のひとことで、あっけなく砕ける。「本当は分かれる気なんかないんでしょう」と詰め寄るカリンに、クリステンはつい本音を漏らしてしまう・・・。

 今年のイヴこそ故郷に帰ると決意したのに、ヨルダンは電車賃さえなかった。凍える夜空の下で物乞いをしても、行き交う人もまばらで、無賃乗車をしてもすぐに放り出されてしまう・・・


※   ※   ※

 

           
 

 









■監督:ベント・ハーメル
1956年、ノルウェーのサンフィヨルド生まれ。ストックホルム大学とストックホルム映画学校で文学と映画を学んだ。1994年にオスロに映画製作作会社ブルブルフィルムを設立。自身の監督作品を製作し始める。主な監督作品は、『卵の番人』('95)、『EN DAGTIL ISOLEN(WATER EASY REACH)』('98)、『キッチン・ストーリー』('03)、『酔いどれ詩人になる前に』('05)、『ホルテンさんのはじめての冒険』('07)、『クリスマスのその夜に』('10)。


■スタッフ
監督・脚本・プロデューサー:ベント・ハーメル
原作:レヴィ・ヘンリクセン
撮影:ヨハン・クリスティアン・ローセンルンド
美術:エヴァ・ノレーン&ティム・パンネ
衣装:カーレン・・ファブリティウス・グラム
編集:ポール・ゲンゲンバック、シリエ・ノーシェット
音楽:ヨン・エーリク・コーダ

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://www.christmas-yoru.jp/

BulBul Film as (C)2010 Pandora Filmproduktion GmbH

原題:Hem till jul 英題:Home for Christmas
2010年/ノルウェー、ドイツ、スウェーデン/ノルウェー語、英語、セルビア語/シネマスコープ/85分
日本語字幕:石田泰子
配給:ロングライド