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レッド・ライト
Red Lights
2013年2月15日(金)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開
■ストーリー
大学で物理学を教えるマーガレット・マシスン博士と助手のトム・バックリー博士が田舎町の一軒家に到着した。この家に引っ越してきたばかりの一家がポルター・ガイスト現象に悩まされていると聞き、調査にやってきたのだった。
マーガレットはうさんくさい女霊媒師が仕切る降霊会に参加し、トムがさまざまな機器を駆使してその一部始終をチェックする。異様な物音が鳴り響き、テーブルが床から浮き上がる怪現象のカラクリをあっさり見破ったマーガレットは、調査の依頼主に「もう心配はいりませんよ」と言い残してその場を立ち去るのだった。
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■キャスト キリアン・マーフィー
シガーニー・ウィーバー
ロバート・デ・ニーロ
エリザベス・オルセン
トビー・ジョーンズ
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続いてマーガレットとトムが調査に乗り出したのは、レオナルド・パラディーノというインチキ霊能力者。好奇心旺盛な女子大生サリーをチームに加えた二人は、パラディーノの透視術のイカサマをまんまと暴いて刑務所送りにするが、思わぬ強大な敵が出現する。1960年代末から1970年代にかけて、スプーン曲げなどで話題をさらったサイモン・シルバーが復活を遂げたのだ。
30年以上も表舞台から姿を消していたシルバーが超能力のショーを再開し、まもなく地元のコンサートホールにやってくると知ったトムは、シルバーを調査対象にすべきだと主張するが、マーガレットは頑なにそれを拒絶する。マーガレットには、若いころ、テレビ番組でシルバーとの対決で苦い過去があったのだった。
「シルバーは危険よ。近づかないで」
マーガレットの忠告を無視し、シルバーのショーの会場に、トムは単身潜入する・・・
※ ※ ※
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■プロダクション・ノートより
ロドリゴ・コルテス監督
「この映画は、超常現象的なペテンを扱っている」。本作の脚本に込められたストーリー、テーマ、そして「レッド・ライト」という題名の意味について、コルテス監督が説明する。「マジックの世界、メディアの世界、そして科学者が研究する学問の世界。この映画は知覚のメカニズムを探る映画でもある。
現実を理解するためには、僕たちの脳を信用しすぎることはできない。なぜなら脳は嘘をつく完璧なツールだからね。この映画は容易に解決しない難題だ。例えば写真を見ていて、そこには何かがあるべきだと思うが、何かおかしい。でも、それがそれが何だかわからない。それを見つけようとする。それが“レッド・ライト(赤い光)”なんだ」
「それらは小さな光る点で、何かがおかしいと告げている。映画の冒頭では、誰もが安心して見える。自分の場所がわかっている。あるいは、わかっていると感じている。でも中盤になると、観客は自分の意見を変えざるを得なくなる。その瞬間、どう考えるべきかわからない。あるいは、考えるべきことがわかっていても、意見が常に変化していく。すると次に起こることに進むのは不可能になる。
だから彼らは“赤い光”を探し始める。あるいは彼らが赤信号を発する人間になる。そして映画はゲームや、アドベンチャーのようになっていき、誰もが脳に疑いを抱き始める。なぜなら脳のメカニズムと知覚が、嘘をついていることに気づくからなんだ」。
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■監督・脚本・編集・製作:ロドリゴ・コルテス
1973年、スペイン生まれ。幼少期から映像作品の演出に情熱を抱き、16歳の時にスーパー8で短編を撮る。2001年にカルト的なドキュメンタリー『15dias』で話題を集める。『Concursante』(07)で長編デビュー。『リミット』(10)は、ゴヤ賞10部門にノミネートされた。
■スタッフ
監督・脚本・編集・製作:ロドリゴ・コルテス
撮影:シャビ・ヒメネス
美術:エドワード・ボヌット
衣装:パトリシア・モネ
音楽:ヴィクトルー・レイス
製作:エイドリアン・グエラ
製作総指揮:リサ・ウィルソン、シンディー・コーワン
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■オフィシャルサイト
http://gacchi.jp/movies/red-light/
(C)2011 VERSUS PRODUCCIONES CINEMATOGRAFICAS S.L. (NOSTROMO PICTURES) / VS ENTERTAINMENT LLC
原題:Red Lights
2011年/アメリカ、スペイン/スコープサイズ/113分
日本語字幕:長澤達也
配給:プレシディオ
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