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ベルヴィル・トーキョー
Belleville-Tokyo
フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ
『グッバイ・ファーストラブ』 『スカイラブ』 『ベルヴィル・トーキョー』
3月下旬より、渋谷シアター・イメージフォーラムにて3作品同時、限定ロードショー! 後、全国順次公開
■ストーリー
駅に向かう若い夫婦。映画評論家の夫ジュリアンは出張でヴェネチアへ。送り際、彼は妻マリーに衝撃的な告白をした。
「向こうに愛する人がいる」マリーはパリの名画座で働いていたが、妊娠中で参ってしまった。やがてジュリアンが出張から帰ってきたが、マリーは家から追い出してしまった。その後、夫から電話が。「会いたい、許してくれ」と懇願する彼に仕方なく会うことにしたマリー。
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■キャスト ヴァレリー・ドンゼッリ
ジェレミー・エルカイム
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彼女はジュリアンになぜ浮気をしたのか問い詰めたが、彼はわからないとしか答えなかった。再び一緒に暮らすことにした二人。だが気持ちはすれ違ったまま。マリーは仕事に身が入らず、ミスで映画館を水浸しにしてしまう・・・
※ ※ ※
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■プロダクション・ノートより
監督・脚本:エリーズ・ジラール インタビュー
もちろん、ベースには自伝的な要素もありますが、ストーリーは完全に作り上げたものです。たしかに私自身も妊娠時期、シングルで過ごしました。でもその間に起こったことは映画とはまったく違います。このカップルに起こることはフィクションなのです。
私が妊娠時期をシングルで過ごすことになった時、このテーマは映画ではほとんど取り上げられていないこと、妊娠自体、映画では誇張されたり短絡的に描かれたりすることが多いことに気づいたのです。おそらくシネフィルの部類に入るであろう私の知るところでは、アメリカ映画では『心みだれて』(86)で試みられていましたが、それ以外は一作もありません。そこで私は、女が子供を身籠ったことがきっかけで女と別れる男を主人公に映画を撮ろうと決めました。男は、女の妊娠を機に不安になり、父親になることを受け入れられず、去っていくのです。
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■監督:エリーズ・ジラール
1974年フランス生まれ。ソルボンヌ・パリ第4大学メディア技術・言語学科エクリチュール・脚本専攻の修士号を取得している。
卒業後、フロラン演劇教室、ジャック・ガルファン演劇スタジオの女優養成講座を受講しながら『哀しみのスパイ』(94)、『ヴァン・ゴッホ』(91)などに端役で出演。1997年、シネマ・アクション系列の映画館で広報を担当する。カルチェラタンの名画座系映画館に親しんでいく中で、それらをテーマにした中篇ドキュメンタリー2本『孤独な勇者たち《シネマ・アクションの冒険》』(03)、『ロジェ・ディアマンテスあるいは本物の人生』(05)を監督。本策は長編初監督作品。
■スタッフ
監督・脚本:エリーズ・ジラール
撮影:レナート・ベルタ
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■オフィシャルサイト
http://mermaidfilms.co.jp/ffnw/
原題:Belleville-Tokyo
2011年/フランス/75分/デジタル
配給:マーメイドフィルム
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