カルテット!人生のオペラハウス
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■キャスト マギー・スミス、トム・コートネイ、ビリー・コノリー ポーリーン・コリンズ、マイケル・ガンボン、ギネス・ジョーンズ シェリダン・スミス、アンドリュー・サックス |
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優雅に見えるビーチャム・ハウスだが内情は火の車。コンサートの準備を仕切っていたセドリックは、スター・ソリストのフランクが出演を辞退し、チケットの売上げが激減したため、不機嫌だった。コンサートが成功し、資金を調達できない限り、ホームの存続は危うい。 コンサートのハイライトを何にするかで悩んでいたセドリックは名案を思いつく。ジーンが入居して英国オペラ界を代表する4大スターが揃ったのだ。オペラの金字塔とも言うべき「リゴレット」のカルテットを4人が歌えば観客が呼べる。シシーは大喜びする。彼女がいつも聴いていたCDは4人でレコーディングした思い出の「リゴレット」だった・・・ ※ ※ ※ |
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ドワイヤーは気づいていなかったが、ホフマンとこの作品が共鳴する点がもう一つあった。それは音楽だ。5歳からピアノのレッスンを受けた彼は、演技の勉強を始める以前ジャズ・ピアニストになるのが夢だった。
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■監督: 1937年生まれ。これまでに『クレイマー、クレイマー』(79)と『レインマン』(88)で2度のアカデミー賞R受賞と7度のノミネートを経験。 本作が監督デビュー作となる。舞台で俳優としてのキャリアをスタートさせ、オフ・ブロードウェイの舞台に出演。1969年「Jimmy Shine」でブロードウェイ・デビューを果たす。1974年には舞台演出も手掛ける。 1984年には製作も兼ねた「セールスマンの死」のブロードウェイ再上演でドラマデスク賞・最優秀主演男優賞を受賞。その後も長期上演されたロンドンでの舞台「ベニスの商人」のシャイロック役を再演し、トニー賞にノミネートされた。舞台での活躍が、マイク・ニコルズ監督の目に止まり『卒業』(67)に主演。世界中から注目を浴びた。 以後『真夜中のカウボーイ』(69)、『わらの犬』(71)、『レニー・ブルース』(74)、『大統領の陰謀』(76)、『トッツィー』(82)、『ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ』(97)、『ネバーランド』(04)、『ミート・ザ・ペアレンツ2』(04)、『パフューム ある人殺しの物語』(06)などの映画に出演している。 1997年ゴールデン・グローブ賞からセシル・B・デミル賞が授与され、2009年には名誉セザール賞を受賞した。 ■スタッフ 監督:ダスティン・ホフマン 脚本:ロナルド・ハーウッド 撮影:ジョン・デ・ボーマン 美術:アンドリュー・マッカルパイン 衣装:オディール・ディックス=ミレー 編集:バーニー・ピリング 音楽:ダリオ・マリアネッリ メイクアップ&ヘアデザイナー:ダニエル・フィリップス 製作:フィノラ・ドワイヤー、スチュワート・マッキノン |
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(C) Headline Pictures (Quartet) Limited and the British Broadcasting Corporation 2012 原題:Quartet |
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