スティーブ・ジョブズ
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■キャスト アシュトン・カッチャー ダーモット・マローニー ルーカス・ハース ジェームズ・ウッズ |
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友達のスティーブ・ウォズニアックにゲームの再プログラムをやらせ、ジョブズは臨時ボーナスの大半を独り占めする。ウォズはヒューレット・パッカードに勤めていたが、趣味で画期的な個人用コンピュータを作っていた。ジョブズは、コンピュータマニアの集まりであるホームブリュー・コンピュータ・クラブでマシンを披露する。だが、人見知りで口下手のウォズのプレゼンは、全くウケなかった。 数日後、ジョブズはパーツ店に出かけ、強引に取引をまとめる。こうして1976年、アップルコンピュータは、ジョブズの実家のガレージに誕生した。第2号機のイメージが閃いたジョブズはウォズに開発を任せ、出資者を獲得するために、一日中売り込みの電話をかけ続ける。インテルで財を成したマイク・マークラが突然ガレージに現れる。ジョブズの強い眼差しに可能性を感じたマークラはその場で多額の出資を決め、アップルの法人化に着手する。 1977年にサンフランシスコで開かれた、第1回ウェストコースト・コンピュータ・フェアで、ジョブズは世界初の一体型パーソナル・コンピュータApple Uを発表、爆発的な売上を記録する。瞬く間に、巨大化するアップル。ジョブズは“Lisa(リサ)”と名付けた新機種の開発の先頭に立ち、独裁を振るっていた。意見が合わない社員は、その場でクビにする。創立メンバーさえも、能力が落ちた者には発起人株を1株も渡さなかった。 創立からわずか4年で株式を上場、ジョブズは2億ドルを超える資産を手にする。だが、取締役会はLisaに予算を注ぎ込みすぎるジョブズに危機感を抱いていた。パソコンに進出したIBMにケンカを売る広告を出したのも問題だ。 Mac販売のため、マーケティングに長けた社長を求めたジョブズは、ペプシの社長ジョン・スカリーを、「一生、砂糖水を売るのか?」と説得して連れて来る。1984年、Macが発売されるが、売上は一向に伸びない。さらに追い打ちをかけるかのように、マイクロソフトから類似製品の発売が予定されていることが発覚、ジョブズはビル・ゲイツを「泥棒」と罵るが、アップルの大惨敗は変わらない。価格を上げたからだとスカリーを責め、孤立するジョブズ。そんな彼の元を去っていくウォズ。
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■notes Steve Jobs スティーブ・ジョブズ (社員番号 0番) Steve Wozniak スティーブ・ウォズニアック (社員番号 1番) Mike Markkula マイク・マークラ (社員番号 3番) Daniel Kottke ダニエル・コトキ (社員番号 12番) Jonathan Ive ジョナサン・アイブ Jeff Raskin ジェフ・ラスキン (社員番号 31番) (プレス資料より抜粋) |
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■監督・製作:ジョシュア・マイケル・スターン 2005年、『Neverwas』で映画監督デビュー。イアン・マッケラン、ブリタニー・マーフィ、ジェシカ・ラングらが出演。脚本も自ら担当し、同年のトロント国際映画祭でプレミア上映された。『ケビン・コスナー チョイス!』(08/未)でも監督・脚本を担当。企画進行中の作品としては、アンソニー・ホプキンス、キーラ・ナイトレイ、グウィネス・パルトロー、ナオミ・ワッツら出演で戯曲「リア王」を革新的な形で映画化、監督を担当予定。 ■スタッフ 監督:ジョシュア・マイケル・スターン 脚本:マット・ホワイトリー 撮影:ラッセル・カーペンター 衣装:リサ・ジェンセン 編集:ロバート・コマツ 音楽:ジョン・デブニー 製作:ジョシュア・マイケル・スターン、マーク・ヒューム |
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■オフィシャルサイト 原題:Jobs
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