ダイアナ
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■キャスト ナオミ・ワッツ ナヴィーン・アンドリュース ダグラス・ホッジ ジェラルディン・ジェームズ チャールズ・エドワーズ キャス・アンヴァー ジュリエット・スティーヴンソン |
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あれから1年、チャールズとの離婚を経て、新たな人生を歩み始めたダイアナは、地雷廃絶運動のためアンゴラに降り立つ。病院を慰問し、手足を吹き飛ばされた人々に優しく微笑み、子どもの頬を撫で、一人一人に温かな声をかけるダイアナ。 しかし、英国の保守派は、自分たちと対立する政治的な活動と判断、国防副大臣はダイアナを“はた迷惑な女”と非難する。「力で戦え、世界一有名な女性だろ?」と、国際電話でハスナットに励まされたダイアナは視察や慰問の域を超えて地雷撤去の最前線に立ち、地雷原を歩いてみせる。その写真は、たちまち全世界に報道され、称賛と支持を集めるのだった。 一方、ハスナットとの関係は、ゴシップ紙に書きたてられ大きな危機を迎えるが、それを乗り越えて一層深い絆を結んだ二人は、生涯の誓いを口にする。ダイアナは結婚への準備を進めるために、パキスタンはラホールにあるハスナットの実家を一人で訪ねる。さらに海外で暮らすため、高名な外科医にハスナットの転職を依頼する。 ある日、ふと寂しさに駆られたダイアナは、エジプトの億万長者モハメド・アルファイドの息子ドディからのクルーズの招待を受ける。 なぜかダイアナは、親しい記者に自分の居場所を教え、スクープ写真を撮らせる。ダイアナの新しいスキャンダルは、“熱いキス”という見出しでばらまかれた。パパラッチの追跡は過熱し、世界中がこの意外な恋の行方を見つめていた・・・
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ダイアナ元英国皇太子妃を描く初の映画を企画したプロデューサーのロバート・バーンスタインは、典型的な伝記には興味がなかった。彼は著名人の人生を映画化するなら、ある時期に焦点を合わせ、カギとなる人間関係に着目すべきだと考えていた。そのため本作でも、ダイアナが亡くなる前の2年間でいかに変貌し、本来の自分らしく生きることが出来たかに重点を置くことにした。 製作スタッフは、専門家に指導を受けながら、公文書や資料を徹底的にリサーチした。ジェフリーズが最も重要視したのは、ケイト・スネルの著書「Diana: Her Last Love」だ。スネルは本作のコンサルタントを務め、ダイアナと近しかった人々を製作スタッフに紹介した。彼らにインタヴューを行ったバーンスタインは、それが本当に役に立ったと言う。 また、ジェフリーズは、サラ・ブラッドフォードの著書「Diana」にも目を通した。さらに、ダイアナの治療師の一人で、本作にも登場するウーナ・トッフォロと顔を合わせ、ダイアナのスピリチュアルな側面を洞察することに、大いに役立てた。ジェフリーズは、映画プロデューサーで貴族院のデイヴィッド・パットナムともランチを共にした。「彼はダイアナをよく知っていたし、僕が正確に彼女の人格をつかんでいると言ってくれたよ」とジェフリーズは語る。 プレス資料より一部転載
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■監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル 1957年、ドイツ、ハンブルグ生まれ。ハンブルグ芸術大学で学んだ後、1986年にTV映画「Das Go! Project」で監督デビュー。「ザッピング/殺意」(92)、「小さな刑事 ベビー・レックス」(97)などのTV映画を手掛ける。 |
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原題:DIANA |
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