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ランナウェイ・ブルース
THE MOTEL LIFE

2014年3月15日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー


■ストーリー
 シェラネバダ山脈のふもと、ネバダ州リノの郊外に生まれた、ジェリー・リーとフランクのフラナガン兄弟は、幼くして孤児となってしまう。手に残ったのはわずかばかりの金と父親のウィンチェスター銃だけだった。

 フランクは、14才にしてハーリーの中古車店で働いていた。オーナーのアール・ハーリーは、フランクを息子のようにかわいがってくれた。アールはフランクに「頭の中に隠れ家を作って、つらいことがあった時は、そこへ行け、兄さんにも夢を話してやれ」と教える。それからはフランクが紡ぎ出す痛快な冒険譚に、兄のジェリー・リーがイラストを描き起こし、日々のつらさを笑い飛ばして生きてきた。子どもの時に負った大怪我のせいで、何をやってもうまくいかない兄を、弟はどうしても見捨てることができない。兄もまたそんな弟の重荷になるまいとしながらも、結局頼れるのは弟だけだった。不幸な事故が二人を離れがたい間柄にしていた。

 


■キャスト
エミール・ハーシュ、スティーブン・ドーフ
ダコタ・ファニング、クリス・クリストファーソン
 









       

 

 かつてフランクには相思相愛のアニーという恋人がいた。しかし、アニーが実の母親に売春を強要されているところを偶然見てしまい、その光景が頭から離れないフランクはアニーを遠ざけてしまっていた。アニーは母親から逃れ、今はエルコに移り住んでいた。アニーはフランクへの愛を忘れられず、「今でも思っている」と手紙を送ってくるのだった。

 ある冬の日、ジェリー・リーは交通事故で子どもを死なせてしまう。またフランクに迷惑をかけてしまうと、自責の念に駆られたジェリー・リーは、自殺しようとするが死にきれず、病院に担ぎこまれる。やがて警察が病院にやってくると、怯えたジェリー・リーは、結局また弟に助けを求めなければならないのだった。

 逃亡資金を作るため、フランクは父親が残したウィンチェスター銃を売ってわずかばかりの金を手に入れるが・・・・


※   ※   ※

 

 

 









■監督:アラン・ポルスキー、ガブリエル・ポルスキー
『バッド・ルーテナント』(2009)、HBOのドキュメンタリー『His Way』(2011)をプロデュースした。
2011年にはジュノー・テンプルが主演した「LITTLE BIRDS」をプロデュース。『ランナウェイ・ブルース』が二人の監督デビュー作である。

■アニメーション:マイク・スミス
イギリスで美術とアニメーションを学ぶ。監督、デザイナー、アニメーターとしてロンドンで活躍し、ポール・マッカートニー、デヴィッド・バーンのために作品を提供。1991年にアメリカに移り、この25年間で、フランシス・フォード・コッポラ、オリヴァー・ストーン、マット・グレイニングをはじめとする数多くの監督たちとコラボレーションを行ってきた。1998年にロサンゼルス交響楽団によるライブ・イ・ベントのための作品「1001 Nights」を監督、プロデュース。現在はオレゴン州ポートランドに活動拠点を置く。



■スタッフ
監督:アラン・ポルスキー&ガブリエル・ポルスキー
脚本:ノア・ハープスター、ミカ・フィッツァーマン‐ブルー
原作:ウィリー・ヴラウティン
撮影:ローマン・ヴァシャノフ
美術:ライアン・ウォーレン・スミス
衣装:カート&パート
編集:ヒューズ・ウィンボーン、ファビエンヌ・ロウリー
音楽:デヴィッド・ホームズ、キーファス・グリーン
アニメーション:マイク・スミス
製作:アラン・ポルスキー、ガブリエル・ポルスキー、アン・ルアーク

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://runaway-blues.jp/

(C)2012 Motel Life LLC

原題:THE MOTEL LIFE
2012/アメリカ映画/英語/85分/ドルビーデジタル/シネマスコープ
配給:熱帯美術館