home
home

 

物語る私たち
Stories We Tell

2014年8月30日(土)より、渋谷ユーロスペースにて公開
ほか全国順次


ドキュメンタリー 
 1970年代のダイアン・ポーリーは太陽みたいに明るくて、無邪気だった。誰もが彼女に夢中になった。たまにトラブルも起こしたけど、女優の仕事をしながらも、良き母であり続けた。

 そんなダイアンが愛する夫と5人の子どもたちを残し、若くして亡くなったとき、末っ子のサラはまだ11歳。兄姉たちは言った。「サラだけがパパに似てない」。
それは、ポーリー家のおきまりのジョーク。でもサラは、ほんの少し不安になる。
 本当のパパはパパじゃないのかもしれない。いつしかサラは、ママの人生を探りだす。
 その時みんなの口からあふれ出したのは、サラの知らない母・ダイアンの秘密の恋だった―。

 


■キャスト
マイケル・ポーリー、マイケル・ポーリー
ハリー・ガルキン、スージー・バカン
ジョン・バカン、マーク・ポーリー
ジョアンナ・ポーリー、サラ・ポーリー
       
 







       


■プロダクション・ノートより

サラ・ポーリーのコメント

「どんな家庭でも、大切な出来事、あるいはもっと些細な記憶を、家族それぞれが自分なりに解釈しているということはよくあることです。でもその記憶が真実だということは100%確かであって、なぜなら事実がどうであれ、それを思い出し、形作る、それはその人の歴史の一部だから。記憶のくい違いに家族は夢中になる。そのアイデアに私は惹かれました」

「私はこの映画を作りながら、自分のしていることをだんだんと理解してきました。インタビュー撮影を通じて、本当にやりたいことをまとめていったのです。この映画での私の役割は、探偵であり監督です。それは自分自身を納得させる手がかりになりました。」

「19や20歳の頃から、そんな(人間関係にまつわること)ことをずっと考えていました。だから『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』や『テイク・ディス・ワルツ』、そして今まで作った短編映画のどれもが、長期間にわたる人間関係を描いています。でも、もしこの映画を作ったことで何かを学んだとしたら、それは誰もが正しくはなく、そして誰もが間違いではないということです。私たちは自分が必要とするしかるべき過去や歴史を自分なりに理解するために、多かれ少なかれ、無意識に物事をゆがめているはずです。そして同時に、誰もが自分なりに、真実を語っているに違いないのです。」


 

 









■監督:サラ・ポーリー
1979年、カナダ、トロント生まれ。父マイケルはイギリス出身の舞台俳優、母ダイアンはキャスティング・ディレクターに転身した元女優。4歳で子役としてTVや映画で活動を始め、90〜94年にはTVドラマ『アボンリーへの道』に主人公セーラ役で出演。94年に出演した『エキゾチカ』でエゴヤン監督の目に留まり、同監督の『スウィート ヒアアフター』(97)のヒロインに抜擢。その後『死ぬまでにしたい10のこと』(03)、『ドーン・オブ・ザ・デッド』(04)、『ミスター・ノーバディ』(09)などに出演。

20歳から監督・脚本家としても活動をはじめ、99年に短編『Don’t Think Twice』、『The Best of My Life』で監督デビュー。01年の『I Shout Love』で2003年ジーニー賞短編映画賞。06年にアリス・マンローの短編「クマが山を越えてきた」を脚色した初劇場長編映画『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』(06)がアカデミー賞脚色賞および主演女優賞にノミネートされた。『テイク・ディス・ワルツ』(11)ではミッシェル・ウィリアムズを主演に既婚女性の満たされない心を赤裸々に描いた。


■スタッフ
監督・脚本:サラ・ポーリー
撮影:イリス・ン
美術:リー・カールソン
衣装:サラ・アームストロング
編集:マイケル・マン
音楽:ジョナサン・ゴールドスミス
プロデューサー:アニタ・リー

     

 

 

   


■オフィシャルサイト
http://monogataru-movie.com/

(C)2012 National Film Board of Canada

原題:Stories We Tell
カナダ/108分/英語/DCP
日本語字幕:寺尾次郎
配給:ユーロスペース