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至高のエトワール 〜パリ・オペラ座に生きて〜
Agnès Letestu - L’apogée d’une Étoile

2014年11月、Bunkamuraル・シネマほか、全国順次ロードショー!


■ドキュメンタリー
 
エトワールはフランス語で星を意味する。350年以上の伝統を誇るパリ・オペラ座で、ダンサーとして最高位の称号であり、バレエ界のトップともいえる。そのエトワールを16年間務め、世界中を魅了したアニエス・ルテステュ。ルテステュ自身や多くの関係者の証言と映像で、2013年10月のアデュー公演「椿姫」でパリ・オペラ座のエトワールを退くまでの2年間を追った。
 

 


■キャスト
アニエス・ルテステュ、ジョゼ・マルティネス、
ローラン・イレール、ステファン・ビュリョン
 




       

 

 彼女自身がエトワールとしての日々の思い出や喜びと苦しみ、アデュー公演を迎えるに当たっての想いを告白していくとともに、最高のパートナーだったジョゼ・マルティネスをはじめ、先輩であるローラン・イレールやアデュー公演でアルマン役を務めたステファン・ビュリョンのほか、J・ノイマイヤー、W・フォーサイス、J・キリマン等がコラボレーションの様子やルテステュへの想いを語っていく。

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■プロダクション・ノートより

劇中台詞より

アニエス・ルテステュ:
これからも人生は続くわ。やりたい事がいっぱい。
まだ踊り続けたいの。やめる気はないわ。意欲十分よ。身体もまだまだ元気だしね。
好きな事や楽しい事だけやるつもり。喜びがあるから続けられる。

ジョゼ・マルティネス:
とても感慨深い日だ。カーテンコールは過去への別れのようだった。
芸術的に成熟して頂点を極めたあで姿。無限の感動を伝える素晴らしい舞台だ。
そして思った。“あの舞台で彼女と一緒に踊りたかったと”
パリ・オペラ座バレエとアニエスを誇りに思います。

ギレーヌ・テスマー:
美しさを保つための苦労も、姿勢を保つための痛みを伴う努力もいずれ解放される日が来る。ありのままの自分を受け入れ、喜びを感じる日が、新しい扉を開き、シンプルな生き方の喜びを発見して欲しいわ。

ウィリアム・フォーサイス:
アニエスは、私にも観客にも誰に対しても好意的だ。
彼女はいつも、完璧なバレエ演技を見せてくれる。まさに完全無欠な踊りだ。
それは彼女の性格のなせるワザ。妥協できない性分だからだ。


 

 









■監督:マレーネ・イヨネスコ
 
シェイクスピアのオテロを基に制作された、ルテステュとラリオ・エリクソンの「オテロの夢」の撮影を担当。
監督作としては、ドキュメンタリー「マチュー・ガニオ&カルフーニ −2人のエトワール−」、パリ・オペラ座を代表するエトワールとなったアニエス・ルテステュの実像に迫るドキュメンタリー「アニエス・ルテステュ/美のエトワール」、
ピエール・ラコットとギレーヌ・テスマーの軌跡を追った、「バレエに生きる −パリ・オペラ座のふたり−」などがある。


     

 

 

   



(C)2013 Delange Productions all rights reserved.

原題:Agnès Letestu - L’apogée d’une Étoile
2013年/フランス/フランス語・英語/ 93分/カラー/デジタル
日本語字幕:古田由紀子
配給:アルシネテラン

     


アニエス・ルテステュ:1971―
1987年パリ・オペラ座バレエ団に入団。1997年10月エトワールに任命された。
ヌレエフ版「白鳥の湖」「ロミオとジュリエット」「ラ・バヤデール」「ドン・キホーテ」「シンデレラ」をはじめ、古典からバランシン、プティ、エク、フォーサイス、ノイマイヤー、キリアン等の多くの振り付け作品を踊る。
デザイナーとしても才能を示し、マルティネス振付の「天井桟敷の人々」ではガランス役を踊るとともに衣装デザインも担当した。