はじまりのうた
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■キャスト キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ、アダム・レヴィーンほか |
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ダンは、かつて数々のアーティストをブレイクさせ、レコード会社を設立するほどの敏腕プロデューサーだったが、昔気質の性格と時代の流れに対応できず、自分が設立した会社をクビになったばかり。家庭もある事件をきっかけに崩壊し、妻や娘と別居状態。娘バイオレットからも煙たがられていた。そんな時、偶然出会ったのがグレタだったのだ。 ダンは、彼女を何とか説得。追い出されたレコード会社に彼女を売り込みにいくが、協力を断られてしまう。二人にはスタジオを借りたり、ミュージシャンを呼んだりするだけの金がなかったが、ダンが名案を思いつく。「スタジオなんかいらない。PCと編集ソフトと高性能なマイクがあれば、どこでも録れるじゃないか!ニューヨークの喧噪も歌の伴奏にして、アルバムを作ろう!」 グレタの心は動かされ、初めて自分のために歌ってみようと決意。エンパイアステートビル、セントラルパーク、地下鉄のホームとゲリラレコーディングは進み、二人の関係は友人以上の微妙な関係へと発展していく。そして、この無謀な企画は小さな奇跡を起こし始める・・・
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監督・脚本:ジョン・カーニーインタビュー (プレス資料より) |
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■監督・脚本:ジョン・カーニー 1970年ダブリン生まれ。91年から93年まで「ザ・フレイムス」のベースギター担当。その間、バンドのライブ映像、PVを監督し、キャリアをスタートさせた。最初の長編映画はモノクロ映画『NOVEMBER AFTERNOON』(1996)この作品でアイリッシュ・タイムズ紙の97年度最優秀映画賞に選出され、アメリカの映画祭で上映された。ほかに『オン・ザ・エッジ 19歳のカルテ』(2001)。アイルランド放送協会のTVシリーズ『BACHELORS WALK』(2001-03)『ONCE ダブリンの街角で』(06)などを監督。 『ONCE ダブリンの街角で』は世界中で大ヒットを記録。アメリカでわずか2館の公開から口コミで140館まで拡大、異例の大ヒットとなり、インディペンデント・スピリット賞の外国映画賞を受賞。主題歌「Falling Slowly」はアカデミー賞のオリジナル歌曲賞を受賞。映画の舞台版はトニー賞のミュージカル賞を受賞。 ■スタッフ 監督・脚本:ジョン・カーニー 撮影:ヤーロン・オーバック 美術:チャド・キース 衣装:アージュン・バーシン 編集:アンドリュー・マーカス 音楽:グレッグ・アレキサンダー 製作:アンソニー・ブレグマン、トビン・アームブラスト、ジャド・アパトー |
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原題:Begin Again |
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