ニューヨークの巴里夫(パリジャン)
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■キャスト ロマン・デュリス オドレイ・トトゥ セシル・ドゥ・フランス ケリー・ライリー |
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さらにウエンディは、子供を連れてNYに移住したいと言い出す。これまでの10年、英国人の自分が結婚してパリに住んできたが、そんな犠牲や我慢も限界だとまで言い出される始末。混乱したままグザヴィエは、パリを離れたくない、NYに行きたくないと渋る息子を「NYで暮らせるなんてついてるぞ」と説得する。3人がNYへ旅立ち、寂しさを噛みしめていたある日、ウエンディから“制服のあるセレブ校”に子供を通わせると聞いた彼は、「自分の教育方針と違いすぎる、制服なんてありえない」激怒。今はNYでレズビアンの恋人と暮らし、グザヴィエの子供を授かって妊娠中のイザベルを頼り、NYへと飛んでいく・・・ ※ ※ ※
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監督・脚本:セドリック・クラピッシュ インタビュー Q:シリーズ最新作ですが『ロシアン・ドールズ』を公開した年に、製作を発表されましたよね。このシリーズへの愛情を感じます。 そう、本当にこのシリーズを愛している。『スパニッシュ・アパートメント』を撮影した時は、続編のことなんか考えていなかった。その後、出演者や製作陣、スタッフと話す機会があり、その度に「続編は?」と聞かれていたこともあって、いつしか自分でも「続編をやらないのか?」と思うようになっていたけれど、現実的には考えていなかった。 その2年後に『ロシアン・ドールズ』のアイデアを思いついて、その時初めて自分があの時と同じ役者、スタッフとまた仕事がしたいと思ってることがわかったんだ。何より、彼らのその後が自分でも観たかったんだ。 サンクトペデルブルクで『『ロシアン・ドールズ』の撮影は終了したが、その時にはこの物語を3部作に決意していた。しかし、実現には時間がかかるだろうと思っていた。少なくとも10年の月日が経っていなければ、物語は面白くならないだろう。 僕は出演者が歳を重ね、過去や彼らの人生を語り合い、これからどうして生きていこうと思うまでを観たいと思ったんだ。彼らは親になる。そしてそのことで物語りはより面白くなる。役者たちも実際の人生において子供を持つだろうし、その経験もまた映画に出てきたら面白いだろうと思った。特にロマンには、それを願っていた。彼に子供ができていなかったら、この作品はできていなかったかもしれないよ。 (プレス資料より) |
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■監督:セドリック・クラピッシュ 1961年パリ郊外ヌイイ=シュル=セーヌ生まれ。リセ・ロダンで学び、哲学を専攻した後、ジャン・ナルボニについて映画を学ぶ。 ■スタッフ 撮影:ナターシャ・ブライエ 美術:ロシェル・バーリナー、マリー・シェミナル 衣装:アンヌ・ショット 編集:アン=ソフィー・ビヨン 音楽:ロイク・デュリー 製作:ブルーノ・レヴィ |
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原題:Casse-téte chinois |
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