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2019年3月9日、シネスイッチ銀座ほか公開 |
■キャスト エミリー・モーティマー ビル・ナイ パトリシア・クラークソン |
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ある日、町の有力者ガマート夫妻に招待され、屋敷へ行く。ガマート婦人は「町に本屋ができるといい、と町のみんなで祈っていた」と感じよく切り出すが、いきなり「オールドハウスを別の用途、町の芸術センターとして使いたい」と申し出る。 ■ ■ ■ |
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人は日々思い切った賭けにでています。大きな賭け、小さな賭け、危険なもの、安全なもの。そしてそのほとんどが他人に知られることはありません。ですが、その賭けにまわりの人が気づいたとしたら何が起こるでしょう?それによって我々が暮らすこの世界にはどんな反響が巻き起こるでしょう? 一見、素朴でありふれているフローレンス・グリーンという人物にはどこか英雄的な要素があります。彼女はやっかいなことだとわかった上で、ただ「やりたい」という思いだけで書店を開くのです。しかもまわりの人のことを気にすることもなく、誰かの協力を得ることもなく、ただ気を引き締めて実行に移す。その結果フローレンスは注目されることになります。 とても興味深い点は、戦後のとてもひっそりとしたイングランドの静かな町で、このもの静かな女性が皆に成長するよう呼びかけ、そうしたほうが皆、よりよい人生を送れる、と自信をもって宣言するのです。 |
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■監督:イザベル・コイシェ ■スタッフ |
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■オフィシャルサイト 原題:The Bookshop |
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