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Tokyo Designer's Week 2007
           
 

100% Design Tokyo

Created in Holland
オランダのデザイン

http://www.design.nl

ダッチデザインのパワーは、増すばかり。彼らによれば、それは「創造的な環境と開放的な社会による」といいます。いわゆるオランダモデルです。しばらくはそのセンスと彼らのさまざまな活動を見守っていきたいところです。
       
 



       
 

  Studio-ePosh


   
     

スタジオ-ePosh

「Studio-ePosh」は、アーティストのエレケ・ファン・ゴールセルが立ち上げたブランド。作品がアーティスティックなのもうなづけます。テキスタイル・アクセサリーに生命や文学、歴史のモチーフをもちこむことでちょっと哲学的な香りも。今回は、テキスタイルにデジタルプリントして出品。

オフィシャルサイト:

http://www.studio-eposh.com/jp





テーブル・ナプキンなどのエレガントな布地の小物






哲学者や作家の名前がさりげなく刻まれています





   
       

エレケ・ファン・ゴールセルの作品は、ゴルバチェフ元大統領がコレクターにもなっている。 今回、会場に持参していた彼女のポートフォリオから、3点ほど掲載させていただいた。

   
 
   
Title: 'De (on)eindige gedachtenstroom'
Size: Ø 10 x 16 cm.
Material: blown cristalglass and 22 crt. goldleaf
Artist: Elleke van Gorsel, Eindhoven (C) Beeldrecht
Commission and collection: Rabobank Nederland
   
     
Title: 'L'innocence des enfants' (detail installation castle Drulon, France)
Size: 7 x (58 x 46 x 5 cm.)
Material: Fototransfer on textile, details embriodered, epoxy
Artist: Elleke van Gorsel, Eindhoven (C) Beeldrecht
   
     
Title: 'L'innocence des enfants' (detail installation castle Drulon, France)
Size: 7 x (58 x 46 x 5 cm.)
Material: Fototransfer on textile, details embriodered, epoxy
Artist: Elleke van Gorsel, Eindhoven (C) Beeldrecht
   
           
             
 


 Vlieger & Vandam


   
 

フリーガー&ファンダム

フリーガー&ファンダムは、武器をモチーフにしたり、セレブのペットを模したバッグなどを発表している。こういう作品を作るようになった理由は彼らの身近なの社会環境にある。
5年前のロッテルダムで、当時、犯罪が多発していると報じられていた。しかし、彼らには、報道されているような危険は感じられなかったという。そんな状況に対してアイロニーでこういうデザインをしたというわけ。

オフィシャルサイト:
http://www.vliegervandam.com










   
       
 

 Jurgen Bey
  / Royal Tichelaar Makkum


   
   

ヨルゲン・ベイ / ロイヤル・ティヒラー・マッカム

400年以上の歴史をもつロイヤル・ティヒラー・マッカム。セラミック製品の製造業者としては、オランダ最古の会社。手描きの陶磁器と建築業界用のセラミックタイルを生産している。1990年代後半以来、ヘラ・ヨンゲリウスやスタジオ・ジョブとのコラボレーションを行ってきた。
1998年にヘラ・ヨンゲリウスによってデザインされた「B-セット」は成功を収めた。「B」はB級品を意味する。B-セットは通常よりも高温度の釜を使い、意図的にカップやプレートが少しずつ曲がるようにしている。これで同じ形ものが2つとない作品となっている。
彼女の成功により、マルセル・ワンダースら、オランダを代表するデザイナーたちが続いた。

オフィシャルサイト:ティヒラー
http://www.tichelaar.nl

ヨルゲン・ベイ
1965年生まれのオランダのプロダクト・デザイナー。2000年にドローグデザインから発表された、丸太にブロンズ製の椅子の背を付けたベンチ「Tree Trunk Bench」や、古典的な椅子を弾力のある合成繊維で包んだ「Kokoon」が知られている。これらの作品はインテリアというより、もはや
コンテンポラリーアート。

オフィシャルサイト:ヨルゲン・ベイ
http://www.jurgenbey.nl

>> Kokoon
>> Tree Trunk Bench
>> Tokyo City Bench

>> designtide 2007








   
       
 

 Marcel Wanders
  / Royal Tichelaar Makkum

   
   

マルセル・ワンダース / ロイヤル・ティヒラー・マッカム

1963年オランダ・ボクステル生まれ。88年、アーネム美術学校3Dデザイン科を卒業。95年、ドローグデザインに参加。96年にドローグデザインから発表した「ノッテッド・チェア」で有名になる。

オフィシャルサイト:
http://www.marcelwanders.com






   
           
 

 Alexander van Slobbe
  / Royal Tichelaar Makkum
   
   

アレクサンダー・ヴァン・スロベ / ロイヤル・ティヒラー・マッカム

1959年、ロッテルダムに生まれ。84年、オランダのアーネム芸術アカデミーを卒業。93年、「SO」を設立。94年、パリコレクションに初参加。95年、「SO by alexander van slobbe」としてパリ・メンズコレクションに初参加。現在のダッチファッションブームを築くきっかけを作ったデザイナー。

オフィシャルサイト:ORSON + BODIL
http://www.orson-bodil.com




   
           
 

 
Dick van Hoff
 
/ Royal Tichelaar Makkum
   
   

ディック・ファン・ホフ / ロイヤル・ティヒラー・マッカム

'ミラノサローネに出品した「WORK」コレクション。今までデコラティブなものが多かったアイテムに、石器による実用的なものを提案。ウォールペーパーでベストプロダクト賞を受賞。

オフィシャルサイト
http://www.vanhoffontwerpen.nl/index.html











   
         
 

 
Hella Jongerius
 / Royal Tichelaar Makkum
   
   

ヘラ・ヨンゲリウス / ロイヤル・ティヒラー・マッカム

1963年オランダ、デ・メールン生まれ。93年、アイントホーヘン、インダストリアルデザイン科を卒業。93年にドローグデザインに参加。96年よりアムステルダムのリートフェルト・アカデミーで教鞭をとる。03年にはロッテルダム・デザイン賞を受賞。05年よりVitra社のプロダクトデザインに加わる。
オフィシャルサイト
http://www.jongeriuslab.com



Beaker small white / B-set


Beaker small red / B-set

   
         
 

 Meike van Schijndel
 / Bathroom Mania!

   
   

メイケ・ファン・スハインデル / バスルーム・マニア!

このアイテムは、バスルームの中で繰り広げられるストーリーをイメージしてデザインされたシリーズ製品の1つ。スハインデルは、グラフィックデザインとイラストを手がけている。このシリーズは、お手洗いが花の形で、バスタブがハンモック、シャワーがビーチキャビンの形になっている。この唇の形は、最初、洗面器ににしてみたが、なんだか物足りなかったので男性用のこれにしたらしっくりきたという。

オフィシャルサイト:バスルーム・マニア
http://www.bathroom-mania.com








   
         
 

Tokyo Designer's Week 2007 / 東京美術通信