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横浜トリエンナーレ2008

YOKOHAMA 2008: International Triennale of Contemporary Art

   
 


       
 

荒川 医 と 向井麻理
ホームレスネス、ユーミン・シティーズ
2008年

Arakawa Ei with Mukai Mari
homelessness, YUMING CITIES
2008

Courtesy of the Artist and Reena Spaulings Fine Art

  Arakawa Ei with Mukai Mari


   
     

荒川 医 と 向井麻理 (日本)

松任谷正隆氏とのインタビューをモチーフとしたテキスト、ビデオを展示。
荒川は1977年福島生まれ、現在、ニューヨークに在住。向井は1978年神奈川生まれ東京在住。荒川は、崩壊寸前の無秩序なカオスを文化的に検証するグループパフォーマンスを行っている。






   
 
         
             
 

ジョン・M.アームレーダー
クラッシュ
タツタナデシコ
シバナデシコ
鯛釣草
胡蝶蘭
ホソバナデシコ
2008年

John M. Armleder
Crush
Dianthus Plumarius
Dianthus Gratianopolitanus
Dicentra Spectabilis
Amabilis Tenuifolius Elegans
Dianthus Carthusianorum
2008

Courtesy of Galerie Andrea Caratsch, Zürich


 John M. Armleder


   
 

ジョン・M.アームレーダー(スイス)

4方の壁面に壁と一体になったようなペインティング作品がある。芸術にオリジナル性や唯一性は存在しないというアームレーダー。確かにこの作品を観る限り、あまりオリジナルな印象は受けない。ややチープでどこかで見たことのあるような感触をもった作品たちである。
1948年ジュネーヴ生まれ。ジュネーヴおよびニューヨーク在住。フルクサスとつながりがあり、パフォーマンス、映像、彫刻、絵画、インスタレーション、評論、キュレーションなどを行っている。














   
         
 

トニー・コンラッド
ブルネレスキ
2008年

Tony Conrad
Brunelleschi
2008
Courtesy of Greene Naftali Gallery, New York


 Tony Conrad

   
   

トニー・コンラッド(米国)

ほのかな薄明かりの中に、ゆっくりと振れる大きな振り子。瞑想を誘い出すかのよう。
トニー・コンラッドは、1940年コンコード(ニューハンプシャー州)生まれ。バッファローとニューヨークに在住。
映像作家でメディア・アーティスト、ミュージシャンでもある。60年代初頭に、ラ・モンテ・ヤングのグループに参加、ミニマル・ミュージックの先駆的活動を始める。80年代からビデオ、インスタレーション作品を発表。







   
 
   
 
ケリス・ウィン・エヴァンスとスロビング・グリスル
あ=ら=わ=れ
2008年

Cerith Wyn Evans with Throbbing Gristle
A=P=P=A=R=I=T=I=O=N
2008
Courtesy of the Artist and Jay Jopling / White Cube, London

 
  Cerith Wyn Evans
  with Throbbing Gristle

   
     

ケリス・ウィン・エヴァンスとスロビング・グリスル
(英国)

ピカピカミラーのモビール。人の背の高さにほどよい位置にある。この円形の物体は一つ一つが単一指向性のスピーカーになっていて、人が近づくと音が聞こえてくる。視覚と聴覚と空間で体感できるようになっている。
ケリス・ウィン・エヴァンスは、1958年ウェールズ生まれ。ロンドン在住。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの大学院でフィルムとビデオを学んでいる。言葉、知覚をテーマにインスタレーション、彫刻、写真などを手がけている。




   
 
         
 

ペーター・フィッシュリ & ダヴィッド・ヴァイス
ネズミとクマのフィルムの一部
2008年

Peter Fischli & David Weiss
Parts of a Film with a Rat and Bear
2008
Video HDV and two dolls each approx. 70cm
(C)Peter Fischli & David Weiss
Courtesy of Galerie Eva Presenhuber, Zurich; Matthew Mark Gallery, New York;
Monika Sprüth Philomene Magers, Cologne/Munich/London


 Peter Fischli & David Weiss

   
   

ペーター・フィッシュリ & ダヴィッド・ヴァイス(スイス)

装飾過多な建築物の中をふたりの着ぐるみを着た主人公たちが動き回っている映像作品。
ペーター・フィッシェリ(1952年生まれ)とダヴィッド・ヴァイス(1946年生まれ)は共にチューリッヒ生まれのチューリッヒ在住。1979年にコラボレーションでの作品制作を始める。ありふれた道具やステレオタイプなイメージを用いて、モノの意味の問い直しや、既成概念の再構築を鑑賞者の意識に働きかける。
バケツやタイヤがドミノ しになっていく『事の次第』は、フィッシュリ&ヴァイス BOXセットとしてAMAZONからでも購入できる。







   
 
         
 

ルーク・ファウラー と 角田俊也
フラッター・スクリーンのためのコンポジション
2008年

Luke Fowler with Tsunoda Toshiya
Composition for Flutter Screen
2008


 Luke Fowler with Tsunoda Toshiya

   
     

ルーク・ファウラー と 角田俊也(英国 + 日本)


スクリーンに扇風機で強い風が吹き付けられる。機械的なサウンドが一瞬響き、水の注がれたグラス、蝶とそれをつかむ手など象徴的に映像が映し出される。
ルーク・フォウラーは1978年グラスゴー生まれ。グラスゴーに在住の映像作家。角田俊也は1964年神奈川生まれ。横浜在住のサウンドクリエイターである。







   


 


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